5Gスマホのカメラでスケボーのマルチアングル映像、KDDIなどが実証実験

　KDDIと渋谷未来デザインは「渋谷エンターテイメントプロジェクト」を通じ、5Gスマートフォンを用いたマルチカメラ映像の実証実験を実施する。期間は12月6日～12月20日。

　渋谷区立宮下公園のスケート場に6台の5Gスマートフォンを設置。スケートボードのパフォーマンスを各スマホで撮影し、5Gでサーバーへ送信し合成することで1本のオリジナル映像を作成、ダウンロードできるようにする。

　映像の合成はKDDI総合研究所による行動認識AI技術により、各視点の映像から被写体を自動で認識。それを抽出することでスケーターのパフォーマンスを楽しめるという。

　このほか、若年層を中心とした「Next Generations」とも連携し、ストリートスポーツ振興やマナー啓蒙、トップアスリートを目指す参加者に対して同実証実験と同様の内容を提供する。

　また、12月6日にはU-15ストリートスポーツコンペティション「Next Generation Games 2020」の開催に合わせてスケーター四十住さくら選手によるデモンストレーションも行われる。