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米クアルコム、スマホ向け新チップ「Snapdragon 888」発表
2020年12月2日 00:34
米クアルコム(Qualcomm)は、5G対応の新たなチップセットのプラットフォーム「Snapdragon 888 5G Platform」を発表した。CPUの性能など詳細は3日(日本時間)の説明会で別途案内される見込み。
主要なバンドをサポート
5G対応の「Snapdragon 888」は、第3世代のX60 5GモデムRFシステムを搭載し、ミリ波とSub6と呼ばれる主要な5G向け周波数をサポート。
SA(スタンドアロン)およびノンスタンドアロン(NSA)と呼ばれる5Gの方式に対応するほか、5Gキャリアアグリゲーション(周波数を束ねて高速化する技術)や、グローバルマルチSIM、DSS(動的周波数共有)も利用できる。
第6世代のAIエンジン
第6世代のAIエンジンを処理するHexagonプロセッサーは完全に再設計され、パフォーマンスと電力効率を向上させた。
その処理能力は、26TOPSになるとのことで、第2世代のQualcomm Sensing Hubで強化。消費電力を抑えつつも常時稼働するAI処理が組み込まれた。
ゲーミング
ゲーミング関連の機能として搭載される「Qualcomm Snapdragon Elite Gaming」は、更新可能なGPUドライバーソフト、デスクトップフォワードレンダリング、最大144fpsをサポートする。