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ソラコム、ブラウザ上の操作でデータ送信設定を完結する「スマート設定」機能

デバイス毎にデータの可視化をサポートする「サンプルダッシュボード」も

 ソラコムは、「SORACOM IoTストア」で提供するIoTデバイスにおいて、ブラウザ上の操作でデータ送信設定を完結する「スマート設定」機能と、デバイス毎にデータの可視化をサポートする「サンプルダッシュボード」の提供を開始した。

 IoT活用のハードルを下げ活用を始めやすくすることを目的とし、IoT活用のシーンですぐに使えるリファレンスデバイスを購入できる「SORACOM IoTストア」や、用途毎にデバイス開発からクラウド連携までの手順と必要となる機材を記載した無料の「IoT DIYレシピ」も提供している。

 同機能の対象となるデイバイスはSORACOM LTE-M Button for Enterprise、SORACOM LTE-M Button for Plus、GPSマルチユニット SORACOM Edition。

SORACOM LTE-M Button for Enterprise
SORACOM LTE-M Button for Plus
GPSマルチユニット SORACOM Edition

 今回のアップデートではSORACOM LTE-M Buttonシリーズにおいて、「スマート設定」機能を提供開始する。

 これにより、SORACOMユーザーコンソール/ガジェット画面から、クラウドサービスが提供するメッセージングやファンクションサービスを介さずに、ブラウザ上の操作のみでメール送信を設定することが可能になった。

 あわせて、リファレンスデバイス毎に取得できる各データを表示するサンプルダッシュボードを提供開始する。JSON形式のテンプレートをコピー&ペーストすることで、グラフィカルなグラフやパネルを用いたダッシュボードを作成できる。

 GPSマルチユニット向けのサンプルダッシュボードが提供開始され、順次他のデバイスにおいても拡充していくとしている。