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ソラコム、IoTを活用した冠水検知システムを作れるデバイスとレシピの提供を開始

IoTデバイスを1個単位で購入できる「SORACOM IoTストア」

 ソラコムは、IoTデバイスを1個単位で購入できる「SORACOM IoTストア」において、冠水検知IoTシステム向けのIoTデバイスを発売した。これにあわせて、冠水検知システムの作成手順を解説した「IoT DIYレシピ」も公開した。

 今回取り扱いを開始したIoTデバイスは、OPTEX製のIoT無線ユニット「ドライコンタクトコンバーター」(1万4980円、税別/以下同)と、Watty製の冠水センサー(8万円)の2点。ドライコンタクトコンバーターの価格には、「SORACOM Air for Sigfox」の契約事務手数料と1年分の通信料金(1440円)が含まれる。

ドライコンタクトコンバーター(OPTEX製)
冠水センサー(Watty製)

 ドライコンタクトコンバーターは、入力された接点信号やパルス信号をSigfox経由でクラウドサーバーなどに転送できるIoTデバイス。IPX5相当の防水性能を備える。専用リチウム電池によるバッテリー駆動で、1日10回の通信で最大5年間使用できる。

 公開されるIoT DIYレシピでは、工場や倉庫、車両基地などでドライコンタクトコンバーターと冠水センサーを活用して、冠水の検知・通知・可視化を実現できる。

IoTデバイスを活用したさまざまなレシピが公開されている