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平井卓也デジタル担当大臣、「デジタル準備室のコンセプトはGaaS(ガースー)」

 平井卓也デジタル改革担当大臣は、自身のYouTubeチャンネルで、30日に設立されるデジタル庁準備室のコンセプトが「Goverment as a Startup」にすると語った。

 大臣就任から2週間を迎えた平井大臣は、デジタル庁新設に向けて準備室を立ち上げることになり、「ヒト、モノ、カネまったくないところから、まず各省から50人のスタッフに来てもらい、ワンチームを作り、短期間で組織の作り方、法案、これから何をやるか決める」と説明。

 その上で、準備室のコンセプトが「Goverment as a Startup」にすると説明。略してGaaS(ガース)となるが、平井大臣は「ガースー」と紹介する。

 その読み方が、菅義偉総理大臣の愛称としてSNSでも使われる「ガースー」と同じになることは「偶然」としながら、「役所にスタートアップという言葉は普通使わない。しかし今回、前例のない組織を、前例のないスピードで一気に立ち上げる。ちゃんと育てて、世の中のデジタル改革を進める。壮大な計画なので、あえてスタートアップという言葉を使う」と説明。スタッフ全員が同じ方向に向けて全力疾走すれば国民の期待に応えられる組織ができると語っていた。