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ソフトバンクG子会社が「唾液PCR検査を1回2000円」、自治体・法人向けに

 ソフトバンクグループ子会社の新型コロナウイルス検査センターは、自治体および法人向けに、唾液PCR検査を提供すると発表した。1回あたりの価格は2000円(税抜、配送料・梱包費除く)。

 同社では、千葉県市川市にある国立国際医療研究センター国府台病院内に、新型コロナウイルスの唾液PCR検査を行う専用施設「東京PCR検査センター」を新設。24日より本格稼働をスタートし、1回2000円で、検査できるようになった。

 1日あたり4000件、検査できる能力を持ち、検体到着から最短2時間で結果が出る。今秋中にも1日1万件の唾液PCR検査を処理できる体制を目指す。

 ソフトバンクグループ代表取締役社長の孫正義氏は、新型コロナウイルス感染症の影響が拡大した今春から、Twitterでの発信を再開。さまざまな対策について意欲的な姿勢を示してきた。3月にはPCR検査100万人分の実施を提唱したものの、その後、方針を展開する場面もあった。7月29日には、新型コロナウイルス検査センター株式会社を設立していた。

ソフトバンクグループの孫氏(6月9日の新型コロナウイルス抗体検査に関するライブ配信で)