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ドコモ、泡で洗えてアルコールでも拭ける「らくらくスマートフォン F-42A」を9月23日発売

画面の押し込みでフリック入力をサポート、新ホーム画面も

らくらくスマートフォン F-42A

 NTTドコモは、富士通コネクテッドテクノロジーズ製の「らくらくスマートフォン F-42A」を9月23日に発売する。ドコモオンラインショップでの価格は、一括払いで4万1976円(税込、以下同)、36回払いで毎月1166円。事前予約は9月17日10時から受け付ける。

 「らくらくスマートフォン F-42A」は、2019年2月に発売された「らくらくスマートフォン me F-01L」の後継モデルにあたるらくらくスマートフォン。ディスプレイの大きさや解像度、本体の大きさ、重さなど、基本的なスペックは前モデルと変わらない。

 従来の標準ホーム画面に加え、家族などがサポートしやすいよう、通常のスマートフォンに近い操作感や画面表示が可能な「スマホかんたんモード」を選択できるようになった。

 タッチパネルをある程度押し込んで操作する「らくらくタッチ」にて、フリック入力での文字入力を新たにサポートした。画面上のキーボードを押し込むと、フリック入力に対応するガイドが固定表示される。慣れてくれば、一般的なスマートフォンと同様のフリック入力が可能になるとしている。

 また、泡ハンドソープでの洗浄に加え、新たにアルコールやウェットティッシュでの拭き取りにも対応した。

 このほか、毎日の歩数を記録することで、認知症の発症リスクを予測する認知症予防支援機能を搭載する。記録される歩数は、東海道五十三次のコースに沿って表示されるため、楽しみながら健康行動の促進に活用できるとしている。認知機能検査アプリも搭載し、臨床結果に基づいた認知機能テストを有料(一部無料)で実施できる。

 花を撮影するだけで、通信なしで400種類の花を認識する「花ノート」アプリも引き続きプリインストールする。

主な仕様

 出荷時のOSはAndroid 10。チップセットはSnapdragon 450で、CPUは1.8GHz駆動のオクタコア。メモリ(RAM)は3GBで、ストレージ容量は32GB。最大1TBのmicroSDXCカードに対応する。

 ディスプレイは4.7インチ(1280×720ピクセル)の有機EL。バッテリー容量は2110mAh。アウトカメラは約1310万画素、インカメラは約500万画素。

 IP68の防水防塵、おサイフケータイ、ワンセグに対応する。落下、耐衝撃などMIL規格(MIL-STD-810G)23項目に対応する。ワイヤレス充電と赤外線通信には非対応。おサイフケータイはFeliCa方式にのみ対応し、TypeA/B方式には非対応となる。

 Wi-Fi 5(IEEE 802.11ac)、Bluetooth 4.2をサポートする。外部接続端子はUSB Type-C(USB 2.0)で、急速充電には非対応。大きさは約143×70×9.3(最厚部9.6)mmで、重さは約143g。カラーはピンク、ホワイト、ネイビーの3色。