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docomo withで買える「らくらくスマートフォン me F-03K」
2017年10月18日 11:41
「らくらくスマートフォン me F-03K」は、シニア層に向けたNTTドコモのAndroidスマートフォン。2018年1月以降に発売される。最大の特徴は、端末割引がない代わりに月額利用料が通常よりも安い「docomo with」対象モデルであること。なお、10月18日の発表会ではモックアップ（外観見本）が用意され、実際に操作できる端末は展示されなかった。
2017年2月に登場していた「らくらくスマートフォン 4」と同等の機能を備えつつ、いくつかの仕様が変更された。代表的なところではOSがAndroid 6.0から7.1に差し替えられ、カラーバリエーションが従来の3色ラインナップからブルー、ゴールド、ピンク、ブラックの4色へと変更された。
一方で、赤外線通信機能および防犯ブザースイッチは省かれた。また、タッチパネルをある程度押し込んで操作する「らくらくタッチ」も廃止された。物理ボタン風のクリック感をタッチパネルで代替する手段としてこれまで採用されていたが、らくらくスマートフォンシリーズの主要ユーザーであるシニア層にもタッチパネル操作がある程度浸透したとの判断から、今回は導入を見送ったという。
これらに対し、1310万画素のアウトカメラ、500万画素のインカメラ、あるいは2GBのメモリ（RAM）、16GBのストレージ（ROM）、Google Playへの対応といった要素はらくらくスマートフォン4をほぼそのまま踏襲する。
ソフトウェア面での新機能として、迷惑メール判定機能を搭載。これまでは迷惑電話対策機能が用意されていたが、メールでも安心して使えるよう追加された。
シニア層は端末を2年以上の長期に渡って利用し続けるケースが多いという。ドコモの調べによると、同じ端末を27カ月以上使い続けていたユーザーの割合は、60歳以上の契約者の場合、65.1％に達していた（60歳未満の場合は42.9％）。
docomo withは同じ端末を長期使用することでお得感がより向上する料金プランであり、顧客からは「らくらくスマートフォンでdocomo withを契約したい」との声が高まっていた。こういった反響から、らくらくスマートフォン meを開発するに至ったという。
大きさは67×137×9.9mm。重量は130g台となる見込み。接続端子はmicroUSB。指紋などの生体認証は非対応となる。
主な仕様
ディスプレイは4.5インチの有機EL（約1670万色表示）で、ピクセル数は720×1080（HD）。CPUはクアルコムのMSM8953（2.0GHz オクタコア）、メモリは2GB、ストレージは16GB。最大256GBまでのmicroSDXCカードを利用可能。
バッテリー容量は2100mAh。IPX5、8/IP6X相当の防水・防塵機能を備える。連続待受時間・電池持ち時間などは現時点で未定。
受信最大速度は理論値で150Mbps。Bluetoothのバージョンは4.2。
背面カメラは1310万画素/F値2.0、自分撮り用のインカメラは500万画素/F値2.4となっている。
主な機能はワンセグ（フルセグ非対応）、おサイフケータイ（Felicaのみ、NFC非対応）、VoLTE（HD+）など。
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