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Nubiaの5Gゲーミングスマートフォン「RedMagic 5S」、日本向けに発売

 ZTE傘下のNubia Technologyは日本市場向けにスマートフォン「RedMagic 5S」の発売を開始した。144Hzのリフレッシュレートを持つ高速大画面有機ELパネルと「Qualcomm Snapdragon 865」を搭載したゲーミングスマートフォンで価格は579米ドル(約6万1500円)~。

「RedMagic 5S」、Sonic Silver 8GB RAM+128G ROM(左)とPulse 12GB RAM+256GB ROM(右)

 最新の水冷却システム「ICE 4.0」とターボファン4.0を採用し、最大空気量が「RedMagic 3」より30%向上した。

 また、外付けの冷却アタッチメント「Ice Dock」を併用することで冷却効果が高まるほか、GPUブースト機能が作動しより高速な処理ができる。同社によると、バトルロイヤルゲーム「PUBG」のテストプレイでは、本体表面温度がIce Dockの利用で-7.3℃の冷却効果を確認できたという。

冷却性能
冷却アタッチメント「Ice Dock」の装着イメージ

 ディズプレイは6.65インチのアクティブマトリクス式有機ELパネルを採用し、144Hzの高速リフレッシュレートをサポートする。また、スキャンレート320Hzのタッチセンサーを採用しており、スマートフォンでのゲームに適したスマートフォンとなる。ディスプレイには指紋センサーを搭載し、本体の起動など利便性を向上させた。

 本体側面には、横持ち状態でトリガーボタンとして使用できる「内蔵ショルダートリガーボタン」を配置。「RedMagic 5」から搭載されているものだが、リフレッシュレートを300Hzから320Hzに改善している。

 チップセットは「Qualcomm Snapdragon 865」を採用。GPUは「Adreno 650」、CPUは「Kryo 585」搭載しており、最大2.84GHzのオクタコアで動作する。また5G通信に対応し、高速で安定した通信環境の下でオンラインゲームをプレイできる。

 アウトカメラはソニー製カメラ「IMX686」を採用した6400万画素のメインカメラと800万画素の超広角カメラ、200万画素のマクロズームカメラのトリプルカメラ。インカメラは800万画素を搭載。スーパーナイトモードなどの撮影機能も備えている。

 バッテリー容量は4500mAh、最大55Wの急速充電に対応している。

 サイズは、約168×78×9mm、重さは218g、USB Type-C端子とデュアルnano-SIMスロット、3.5mmオーディオジャックを装備している。OSは、Android 10ベースのRedMagic OS 3.5。このほか、Wi-Fi 6とBluetooth 5.1をサポートする。

 メモリーとストレージの容量、カラーが異なる2種類の製品「RedMagic 5S Sonic Silver 8GB+128GB」(RAM 8GB/ROM 128GB)「RedMagic 5S Pulse 12GB+256GB」(RAM 12GB/ROM 256GB)をラインアップしており、価格はそれぞれ579米ドル(約6万1500円)と649米ドル(約6万9000円)。

 また、冷却アタッチメント「Ice Dock」は44.90米ドル(約4800円)で購入できる。

 「RedMagic 5S」はNubiaグローバル公式サイトからオンラインで購入できる。