ゲーミングスマホ「RedMagic 6/6 Pro」22日発売、約10万円～

　ZTE傘下のNubia Technology（ヌビア）は、ゲーミング向けのAndroidスマートフォン「RedMagic 6」「RedMagic 6 Pro」を4月22日に発売する。日本向けに技適マークを取得しており、15日から予約を受け付ける。直販サイトで取り扱われ、価格は米ドル建てで、「RedMagic 6」が10万3385円（税込、以下同）、「RedMagic 6 Pro」は11万4885円。それぞれサイト上では、899ドル、999ドルと案内されているが先述した日本円の価格で決済されるという。今回から、NLNテクノロジーが国内販売の独占代理店となっており、日本語でのサポートも提供される。

RedMagic 6 Eclipse Black（左）RedMagic 6 Pro Moon Silver（右）

165Hzのリフレッシュレート

　2020年に日本でも販売された「RedMagic 5」「RedMagic 5S」の後継機となる「RedMagic6」「RedMagic 6 Pro」は、リフレッシュレートが最大165Hz、スキャンレートが500Hzという6.8インチのアクティブマトリクス式有機ELパネル（2400x1080ピクセル）を搭載する。

　利用状況に応じてリフレッシュレートが可変する「Touch Choreographer」機能が用意されており、場面場面に応じて、60Hz/90Hz/120Hz/165Hに切り替わり、ビジュアルとバッテリー消費の最適化がはかられる。リフレッシュレートはユーザーの選択で固定することもできる。

　VRやARなどの高度な映像技術に搭載されているというCPHYテクノロジーがモバイル向けとして初めて実装された。同社では、「高品質な映像の伝送速度を従来の2倍に高め、消費電力を20～50％削減することができる」とアピールする。

　またディスプレイでの指紋認証も利用できる。

内蔵ファンは最大回転数20000rpm

　RedMagic 6/6Proでは、冷却システム（ICE 6.0 Multi-dimensional Cooling System）としてファンが内蔵されており、その最大回転数はRedMagic 6が18000rpm、RedMagic 6 Proが20000rpmとなる。エアダクトデザインもこれまでの機種から改善が図られており、空気熱の伝導率は500％向上、CPUの温度が16度低下できる。

　2機種のうち「RedMagic 6 Pro」の背面には、放熱用として、高熱伝導アルミニウム合金素材を採用。手に触れる温度が平均3～5度下がるとうたう。

　このほか、別売りのアタッチメントとして、「Dual-core Ice Dock」が用意されている。その名の通り、冷却ファン、冷却用半導体が2つ搭載され、RGBライトによる演出も楽しめるという。

5GはSA/NSA両対応

　NSAおよびSA方式の5Gに対応しており、n41/n77/n78をサポートする。下り最大7.5Gbps、上り最大3Gbpsで通信できる。Wi-Fi 6Eも利用できる。

カメラ

　背面のカメラは広角、超広角、マクロという3眼。広角カメラは、サムスン製で64MP（6400万画素）のセンサー「S5KGW3」を採用する。

　超広角カメラは800万画素、マクロカメラは200万画素となる。

　フロントカメラは800万画素で、顔認証をサポート。

主な仕様

　ユーザーインターフェイスは、Android 11ベースの「RedMagic OS 4.0」。

　バッテリー容量は5050mAhで付属の充電器は30Wで充電できる。別売の急速充電器を使うことで最大66Wで充電できる。急速充電では約40分で満充電になるという。大きさは168.86×77.19×9.7mm、重さ220g。デュアルnanoSIMスロット、3.5mmイヤホンジャックを備える。