大雨などで被災した場合、片付ける前にスマートフォンやカメラで被害状況の撮影を

　自宅が大雨などで被災した場合は、片付けを始める前に、実際の被災の程度を証明するための写真をスマートフォンやカメラなどで撮影しておくことが重要。政府はTwitterや広報Webサイトで「被災したときに最初にすること」として、被害状況を写真で記録することを挙げ、撮影時のポイントも案内している。

　被災者が被災者生活再建支援法などに基づく支援金や、損害保険などの保険金を申請する際に必要となる「り災証明書」を発行するためには、実際の被災の程度を証明するための写真も必要となる。

撮影時のポイント（画像：政府広報オンライン）

　被害状況を撮影するときは、家の外をなるべく4方向から撮ること、室内の被害の状況も分かるように撮ること、浸水した場合は浸水の深さも分かるように撮ることがポイントとして挙げられている。また、システムキッチンや洗面台などの住宅設備、家電、自動車、物置、農機具などの被害状況も撮影しておく。

　風水害、地震、大雪、落雷などの自然災害や火災で被害を受けた場合は、いずれの場合も片付ける前に被害状況を証明できる写真を撮影しておくことが大切だ。