ヤフーとLINEの経営統合、最終合意を締結

　ヤフー親会社のZホールディングスとLINEは、11月に発表した両社の経営統合について、最終合意を結んだ。

11月18日の会見で示されたプレゼン資料

　ヤフーとLINEでは、日本市場において海外のプラットフォーマーへの対抗軸となるべく「AIテックカンパニー」を標榜して、事業を展開する方針。ZホールディングスとLINEは対等の精神に基づく統合とされる。

　最終合意はZホールディングスとLINE、それぞれの親会社であるソフトバンク、韓国NAVERの4社の間で締結された。これにより、ソフトバンクとNAVERは、LINE株式の非公開化を目指して、2020年5月～6月ごろから日米で共同の公開買付けを進める。経営統合は、2020年10月に完了する予定。