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ベンツ新型Cクラスに無料で2時間試乗、ドコモ「dカーシェア」に試乗サービス
2018年7月25日 14:36
NTTドコモは、カーシェアの総合プラットフォーム「dカーシェア」において、新たに試乗サービスを追加する。第1弾ではメルセデス・ベンツ日本と連携、7月25日に発表された新型Cクラスを含む3車種が対象になっている。
dカーシェアにおける試乗サービスは、同サービスの会員が気軽に新しい車の試乗を行えるというサービス。カーシェアサービスを利用したことがきっかけで車の購入を検討するユーザーもいることから、自動車メーカーが提供する試乗サービスと連携することになった。予約がすべてスマートフォンで完結することから、メルセデス・ベンツ日本でも「Tap! Mercedes!」としてこの試乗サービスに取り組んでいく。
試乗の予約は「dカーシェア」のアプリから行える。試乗したい車を選択、来店日時を入力して承認されると、試乗予約が完了する。
メルセデス・ベンツ日本が協力する第1弾の試乗サービスは、8月10日~12月31日の期間限定。車種は、25日に発表された新型Cクラスのほか、Vクラス(東京のみ)、smartとなっている。
試乗サービスの利用は無料。スタッフは同乗せず、試乗時間は最大2時間。dカーシェア会員で20歳以上が対象。
試乗サービスを提供する拠点は、東京・六本木の「メルセデス ミー 東京」と、大阪・グランフロント大阪の「メルセデス ミー 大阪」。
新型Cクラスの発表会で新しい試乗サービスを紹介
25日に開催された、メルセデス・ベンツ日本の新型Cクラスの発表会では、この新しい試乗サービスについても紹介された。ゲストとして登壇したNTTドコモ 取締役常務執行役員 スマートライフビジネス本部長の森健一氏は、「dカーシェア」のユーザーから、新車や憧れの輸入車に試乗したいという声があったことを紹介。「今後も多くのユーザーにメルセデス・ベンツを利用できる機会を提供していきたい」と意気込みを語った。
またメルセデス・ベンツ日本 代表取締役社長兼CEOの上野金太郎氏は、「見て、触れて、乗っていただく機会を提供していきたい」と述べ、今後も他社とのコラボレーションを含めて積極的なマーケティングを行っていく方針を明らかにした。
この日の発表会の会場は、歌舞伎の新橋演舞場。発表会では、冒頭に歌舞伎俳優・尾上右近による、この日のためにアレンジされた歌舞伎舞踊「石橋」(しゃっきょう)が披露された。また、演目が終わると同時に舞台が回転、新型Cクラスが入れ替わって登場するなど、演出にもこだわって新モデルが披露された。
上野氏は、Cクラスと歌舞伎は「伝統と革新」という点で共通点が多いと紹介。短くない歴史がある中核モデルでありながら、先進的なさまざまな技術を搭載したことが担当者から解説された。