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OCR対応の「Adobe Scan」、スマホでPDFページの追加・編集に対応

 Adobeは、スマートフォン向けの無料スキャンアプリ「Adobe Scan」をアップデートし、スキャンしたPDFデータのトリミング、ページ単位での追加や削除、画像回転などが行える編集機能を追加した。3月23日時点で同アプリの最新バージョンは「18.03.20」。

 新機能であるPDFデータの編集機能は、アプリ上に追加された「スキャンを変更」から行える。

編集するドキュメントを選択
「スキャンを変更」

 PDFページの追加(挿入)は、前掲の「スキャンを変更」を選択後、画面左下に表示されるアイコンをタップして実行する。

「スキャンを変更」を選択後、左下のアイコンをタップ
写真を撮影または、保存済みの写真を選択
追加する写真を撮影
「保存」をタップ

 PDFデータのトリミングや、ページ単位で画像回転などの機能も、今回のアップデートにより追加された。

トリミング
スキャンしたデータをページ単位で回転

 このほか、撮影環境の光度に合わて最適なスキャンが行えるようになり、トリミングや画像補正の精度が向上しているという。また、暗い場所でスキャンを実行する際は、自動的にスマートフォンのライトが点灯する。

 アドビによると、同アプリは2017年6月のリリース後730万回以上ダウンロードされ、月間アクティブユーザー数は230万人。