本日の一品

ノートパソコンの充電に便利、スリムタイプで持ち歩きに便利な2ポートのUSB PD充電器「ET-24AC17」

 近年のUSB充電器はGaNの採用などでボディの小型化が進んでおり、まず第一にコンパクトさをアピールする製品が増えている。もっとも体積は確かに小さいものの、サイコロのような立方体という製品も多く、バッグに入れようとすると意外とかさばりゲンナリすることもしばしばだ。

 むしろ体積は多少大きくても、「幅」、「奥行き」、「高さ」のどれかが2cm程度に収まっていれば、バッグの隙間に滑り込ませやすいのだが、実際にはそうした製品は多くない。そのため筆者は常日頃からこの「2cm」という基準をもとに、新しく発売される充電器をチェックしている。

 今回、この条件に限りなく合致する製品として店頭で発見、購入したのが、アベルの「ET-24AC17」なる品だ。

 ドン・キホーテで売られているこの製品、一般的な家電量販店ではあまりお目にかからない品なのだが、厚みは21.5mmと、筆者が求める条件をギリギリクリアしうるスリムボディを有している。コンセントは折りたためるので、バッグの中への収納性もピカイチだ。

製品パッケージ。筆者はドン・キホーテで購入したが、ほかの販路は不明

 ちょうどノートパソコンで使える充電器を探していたため、現地で見つけて即ゲットに至ったこの製品、購入後にあらためて調べてみたが、やはりかなりレアな仕様であることが分かる。

2ポート仕様の一般的なUSB PD充電器だ。ホワイト以外にブラックもある
プラグは後方にまっすぐ飛び出る仕様。幅が狭いタップでも左右に干渉しない
横方向に折りたたんでコンパクトに収納できる。ありそうであまりないギミックだ

 厚みだけで言えば、CIOの「NovaPort SLIM DUO 65W 2C」のほうがスリムなのだが、こちらはプラグの配置が特殊で、コンセントに差すには左右の口をすべて塞ぎかねない。

厚みは2cmをわずかに超える程度。サイコロ形状の充電器に比べると薄い
近い製品としてはCIOの「NovaPort SLIM DUO 65W 2C」(右)がある。こちらのほうがよりスリムなのだが……

 その点、本製品はプラグが真後ろに飛び出る一般的な仕様ゆえ、使い勝手にもクセがない。隣の口との距離が近い電源タップでも差しやすく、またビジネスホテルの卓上にあるコンセント口などには極めて差しやすい。厚みは許容範囲ギリギリといったところではあるが、実用性を重視するならば本製品に明らかな分がある。

ところがプラグの向きが特殊なためコンセントの他の口を塞ぐことが多く、その点では本製品のほうが有利だ

 USB Type-Cポートは2基を搭載しており、最大で65W、2ポート併用時には45W/20Wという出力になる。

単ポートで65W、2ポート同時利用で45W/20Wの出力が可能。PCとスマホの充電などに最適だ
本体の印字を見ると、最大65W(20V/3.25A)であることが分かる。またPPSにも対応している

 ふだんはノートパソコンとの組み合わせで使用し、必要に応じてスマホも給電しつつ同時にノートパソコンにも電力を分け与えるという利用スタイルには最適だ。実売価格は5000円台半ばで、「最大65W」、「2ポート」という条件からすると平均的な価格といっていい。

チェッカーを使って仕様を測定してみた。最大65W、3A仕様と公称値通り。Quick Chargeにも対応しているようだ
PDO一覧。アンペア数の小数点以下2ケタ目が切り捨てられているが、こちらも公称値と一致している

 色もホワイトとブラックから選択できるので、ノートパソコンのカラーに合わせて選ぶことができる。市場では飽和状態にあるUSB充電器の中でも、細かいニーズを追求すれば、まだまだ新しい製品が参入する余地は残されている、そのようなことを痛感させてくれる製品だ。

製品名発売元実売価格
ET-24AC17アベル5498円