本日の一品

カード型で持ち運びしやすい、3ポート・65W充電器「UGREEN Nexode Pro 薄型急速充電器 65W」
2025年3月25日 00:01
スマートフォンのバッテリーも大容量化が進み、日中の外出であれば充電が不要な場面も増えました。筆者もモバイルバッテリーや充電器を入れることは減りましたが、少し大きなカバンには万が一に備えてモバイルバッテリーと小型の充電器も常備しています。
常備しているのは4年ほど前に購入した30W出力の充電器なのですが、この4年間でGaN(窒化ガリウム)をはじめとした技術は大きく進歩し、サイズ・スペック共に高性能になった製品も増えました。
筆者が使っている充電器に近しいサイズでも多ポート・高出力化した製品が増えてきたため、その中から最も使い勝手のよさそうな「UGREEN Nexode Pro 薄型急速充電器 65W」を購入してみました。
この充電器はUGREENの展開する充電器「Nexodeシリーズ」の1製品で、GaN(窒化ガリウム)を搭載することで高出力と低発熱、小サイズ化の3つを実現している点が特徴です。
先ほど触れたように、窒化ガリウムを使用した充電器はUGREENに限らず多くのメーカーから発売されていますが、この充電器最大のポイントは充電器本体のデザイン。「カード型」ともいえる薄さが際立つ筐体になっていて、一般的な立方体(あるいは立方体に近い長方体)の充電器と比べるとずいぶんスリムな印象を受けます。
サイズは約85 × 49 × 15mmと、クレジットカードよりもやや小さい程度。縦横は65W出力クラスの他の充電器よりもやや大きめですが、薄いぶんバックパック等のポケットに入れても収まりが良くなっています。
とはいえ、薄いからといって搭載するポート数や出力に妥協はなく、USB Type-Cポート2つ、USB Standard-Aポート1つの計3ポート搭載で合計の出力は65Wと実用面でも申し分ないスペックに仕上がっています。
各ポートに対しての最大出力は固定されていて、USB Type-C 1ポートは最大65W、USB Type-C 2ポートは最大30W、USB Standard-Aポートは最大22.5Wという構成。単一ポート使用時最大65Wと高出力なので、ノートPCやタブレットの充電に迫られる場面でも安心して使えそうです。
なお複数ポートを同時に使う場合は、上限65Wの範囲かつUSB Type-C 1ポートは使用時最大45Wという制限下で出力が自動で分類されます。
プラグは折りたたみ式で、壁際のコンセントに接続するとUSBポートが上部もしくは下部になるような設計。自宅で使うぶんには大きな問題はありませんが、コンセントの間隔が狭かったり位置が身体に近いところで使う場合には、充電器が外れないか・他のコンセントを注意が必要かもしれません。
これまで使っていた他社製のカード型充電器とサイズを比べてみると大きさは一回り大きくなった程度。これで出力が30Wから65Wになったうえポート数も3ポートに増加したため、便利さは一目瞭然です。
急な宿泊の際は少なくともiPhoneとApple Watchの2つを充電する必要があるため、これらを一度に充電できるアイテムとして使い勝手もかなり良好です。
定期的にセールも行われているため、「いざというときのUSB充電器」として日ごろからよく使うカバンに入れておくと便利でしょう。
製品名 | 発売元 | 販売価格 |
---|---|---|
Nexode Pro 薄型急速充電器 65W | UGREEN | 6480円 |
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