本日の一品
これもカメラ沼の一種なの? GODOXの照明機材を揃えた
2024年10月30日 00:01
カメラ撮影において明るさは正義。照明なんてなんぼあってもいいですからね、ってことで、GODOXというメーカーの照明機材を導入してみた。
ブツ撮りのときにこれまで気になっていたのは、自宅の小さな撮影スペースで明るさが足りていなかったこと。それと、カメラにクリップオンで取り付けて使うしかないカメラメーカー純正フラッシュの使い勝手のイマイチさ。
これをなんとかして解決できないものか。狭いスペースでも邪魔にならない大きさの照明で効果的に明るくしたいし、フラッシュをカメラから離したところに置いて、被写体のハイライトや影を自在にコントロールしてみたい。
みたいなわりと欲張りなことを考えると、まず必要になったのが撮影スペースに設置するライトだ。選んだのは「LF308BI」という製品で、308個のLEDを搭載し、常時発光させているときの明るさは最大1200ルクス。照度や色温度は変えることもできる。
これで明るさはかなり改善された。のだが、実はLF308BIにはフラッシュモードというのもあって、瞬間的に通常時の3倍の光量で光らせられる。だったらこの機能を使わない手はない。
しかし、それを実現するにはカメラ単体や純正のフラッシュでは無理。同じGODOXのワイヤレスフラッシュトリガーと呼ばれる「X2T」シリーズ(筆者所有のソニーのカメラの場合X2T-S)が必要だ。これをカメラのシューに取り付け、LEDライトと連携させることで、シャッターに同期させてガッツリ明るく撮影できる。
おかげでかなり満足できる明るさを確保できた。のだけれども、撮影スペースに固定したLEDライトは真上から照らす形になるので、被写体の形によっては見栄えのよくない影ができることもある。
なので、もっときれいに撮影するために任意の方向から照明を当てられるようにしたい。そこで追加したのが、既存のソニー純正フラッシュをリモート制御できるようにするGODOXのレシーバー「X1R」シリーズ(ソニーのカメラの場合X1R-S)だ。
このレシーバーに純正フラッシュを装着し、カメラに取り付けていたフラッシュトリガーと連携させれば、シャッターに合わせて離れたところにあるフラッシュを光らせることができる。
そして、フラッシュトリガーはGODOXの複数のレシーバーや照明機材と同時に連携させることも可能で、今回の場合はフラッシュとLEDライトの両方を同期して発光させられる。ここまでやれば光量が足りないと感じることはない。ということで、ここまでの照明機材ごとの明るさの違いを見てみよう。
このようなフラッシュトリガー(コマンダー)とレシーバーはソニー純正の製品もあるのだが、両方を合わせると7万円を超えてしまう。しかしGODOX製品であれば2つセットで1万4000円くらいと激安で、加えてLEDライトとも連携できるという純正品にはないメリットもある。
実のところ、この3つを組み合わせて使うのは準備するのにけっこう手間がかかって、ここぞという時にしか使いにくかったりもするのだけれども、明るさ不足で困ることがなくなったのは大きい。決して安くはないものの、コストパフォーマンスはなかなか高くて大満足である。
製品名 | 発売元 | 販売価格 |
---|---|---|
X2T-S/X1R-S | GODOX | 1万3690円 |
LF308BI LEDライト バイカラー | GODOX | 1万9359円 |