本日の一品
噂通りのお値段以上。実売2480円のANC搭載イヤホン「Redmi Buds 6 Lite」
2024年10月29日 00:00
アクティブノイズキャンセリング(ANC)搭載ながら実売2480円という激安ぶりが話題の、シャオミ「Redmi Buds 6 Lite」。これだけ安ければ、たとえ使ってみてハズレでもダメージは少ない。他の製品と比較する機会もあったため、実機を購入して試してみることにした。
結論から言うとこの製品、実売1万円以上だと言われても疑わないほど完成度は高い。AirPods Proに代表される実売3万円オーバーの製品と比べると、リモコンの操作性や遮音性など、全体的に少しずつ及ばない点はあるが、高音から低音までしっかり聞こえるほか、高価格帯の製品で見かける、バッテリー切れの時に短時間の充電で数時間の再生を可能にする機能もサポートするなど、価格以上の品であることは明白だ。
最大40dBに対応するアクティブノイズキャンセリングは、オンとオフ、さらに外音取り込み機能もきちんと用意されており、デジタルで補正された不自然さも少ない。アクティブノイズキャンセリングの入門用としてはもちろん、メイン機としてしっかり使い込みたいユーザにとっても候補に入ってくる製品だ。
また充電ケーブルこそ添付されていないものの、価格重視の製品では省かれがちな交換用のイヤーピースがきちんと付属していたりと、無理にコストを省いていないのも好印象だ。本体がツルツルとしており落としやすいこと、またAirPods Proなどと比べた場合、サードパーティの保護ケースなどのオプションのラインナップ面で不利なのが、強いてあげればマイナスかもしれない。
ちなみにアプリをインストールすることでジェスチャ機能のカスタマイズやイコライザーの調節が可能だが、アプリなしでも基本機能はしっかり使えるし、ノイズキャンセリング機能の切り替えも本体だけで行える。ホームページなどではいまいちわかりづらいそれらの点をよりアピールすれば、さらに多くのユーザに受け入れられる製品と言えるだろう。
製品名 | 発売元 | 実売価格 |
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Redmi Buds 6 Lite | シャオミ・ジャパン | 2480円 |