本日の一品
一部で絶対話題になる膨張したLiPoバッテリー風のクッション
2024年8月13日 00:00
昔、携帯電話の裏蓋をスライドさせて電池交換が出来た時代に何らかの理由で、内蔵のリチウムイオン電池が膨張して蓋が開けられなくなったりしたことがある。
更に膨張サイズがもっと大き過ぎて蓋が蓋としての役目を果たさなくなって、こじ開けられた状態も何度か経験したことがある。無理矢理取り出した電池は膨らんでいて机の上でクルクルと回せた。
たいていは、過充電とか過放電とかリチウムイオン電池の通常では余り推奨されない使い方をした場合だとは思うが、原因はよく分からなかったことが多い。
しかし、うっかりすると発火したり最悪は爆発したりする危険性もあり得る極めて危険な状態の電池だ。
昨今の電池の主流は、通称LiPoとかLi-PO、リポ、LPBとか様々な表記方法で呼ばれる「リチウムイオンポリマー電池」だろう。
電池内部にゲル状のポリマー(高分子)電解液を採用したリチウムイオン電池だ。しかし実際には液体電解液を使用したものが多いらしい。
電気自動車などに使用されることの多いニッケル水素電池に比べて高い電圧を維持できることからスマートフォンやタブレット、モバイルPC、カメラやドローンなどに利用されることが多い。
先頃は瞬間的な高い放電率はサバイバルゲームで使用されるエアソフトガンで使用されることも多い。
そんな時代の寵児(じだいのちょうじ)の様なリチウムイオンポリマー電池も取り扱いによっては、内部でガスを発生し大きく膨張して本来の目的を発揮出来なくなることもある。そんな最先端の充電池をジョークにしたクッションを手に入れた。
実は、数年前に海外のクラウドファンディングで入手したDIY系のスマートフォンで使用する極めて小さな充電池があったが、何故か使っている内にわずかに膨らんできて収納に苦労したことがあった。
黄色と銀色のツートンカラーでかっちりした雰囲気ではなく見掛けもラフな感じのフィルム巻きの様な電池だったのでやけに印象に残っている。
そして、そのすぐ後にリチウムイオン電池が膨張することをジョークにした、ドキュメントフォルダをWebで見つけ速攻で大人買いした。
百聞は一見にしかずだが、書類を入れれば入れるほど分厚くなって危険な雰囲気を醸し出すドキュメントフォルダだ。外観のカラーリングも本物そっくりの透けた黄色と銀色のパッケージだ。
そして、今年になってより膨張率の激しいLiPoの膨張することを笑い飛ばす様なジョーククッションを見つけた。
今回のクッションは、ドキュメントフォルダーよりふた回りは大きな5cm×50cm。購入したのは、最近筆者がハマっている中国のAliExpressだ。
購入価格は1600円ほど。内部のクッションは、何も入っていないペラペラの袋状態で送られてくるので送料は無料だ。
四角い袋の一辺にはしっかりしたジッパーが取り付けられていてそこからお気に入りの柔らかさや硬さのクッションを押し込むだけだ。どこまで膨張させるかも自由自在だ。
筆者は、特に分厚くする気も無かったが自宅に適度なサイズのクッションが無かったので、しばらくの間と割り切ってダイニングチェアに敷いていた薄いウレタンフォームの座クッションをそのまま無理矢理3枚押し込んでみたが、これがなかなか見事にフィットした。
パンパンで一気にジッパーを閉めるのは一人ではしんどいがジッパーを絞める方向の少し先を両手の指先で引っ張ってくっつけて持ってくれるヘルプが居るといとも簡単に閉めることが出来る。
ポリエステルの素材もその縫製は極めてしっかりしていて今のところ縫い目がほつれるとか裂けることも無く無事だ。
座クッションを3枚押し込んだLiPo膨張クッションは我が家のソファでいつも定位置を占めている。
時には、ソファではなくリビングのラグの上に置いて胸当て枕代わりに使ってうつ伏せになって原稿書きやリモートワーク。
そして疲れたら今度は頭の下に敷いて昼寝。3枚のウレタンフォームの適度な硬さが最高だ。
今日もLiPo膨張クッションは、娘からプレゼントされたハシビロコウのクッションと並んで統一感のある様で全く無さそうなリビングルームの景観作りに一役買っている。
分かる人にしか分からないそんな”禁断のLiPo膨張クッション”はビジュアルも実用も抜群な逸品だ。
商品 | 購入 | 価格 |
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Forbidden Lithium Battery Throw Pillow Couch Pillows(英文商品名)無理矢理日本語にするなら「禁じられしリチウム電池枕&クッション」 | AliExpress | 約1600円 |