本日の一品

MagSafeが使えてさらにスタンドも内蔵したPixel 8 Pro用の保護ケース

 iPhoneが採用しているワイヤレス充電規格「MagSafe」は、ほぼ同じ規格が「Qi2」という名称で、共通化されることが発表されている。そのため近い将来、Androidスマホでも、磁力で吸着できて位置がズレないMagSafeとほぼ同様の機能が使えるようになることが期待されている。

 もっとも、現時点でQi規格によるワイヤレス充電をサポートしているAndroidスマホならば、マグネットで吸着できるギミックさえ追加すれば、MagSafe充電器を用いた充電が行える。今回紹介するのは、先日発売されたGoogleのAndroidスマホ「Pixel 8 Pro」で、MagSafe充電器を使える保護ケースだ。

 仕組みは単純で、保護ケースの背面にMagSafeに適合したマグネットリングが内蔵されている。これにより、MagSafe充電器を近づければ、自力でぴたっと吸着し、給電が可能になる仕組みだ。一般的なQi規格のように、位置が大きくズレて充電が行われないといったこともない。

TPU製のクリアケースに、MagSafe準拠のマグネットプレートが取り付けられている
Pixel 8 Proとの比較。背面のワイヤレス充電の位置に合う設計になっている
ケースを装着した状態。ちょうど「G」のロゴが中央に来る配置になる

 さらにこの製品は、このマグネットのプレートを開き、スタンドとしても利用できるのが特徴だ。Pixel 8 Proが縦向きでも横向きでも、立てておくことが可能なので、動画の鑑賞はもちろんのこと、日頃の着信や通知を確認するのにも活躍してくれる。

プレートを開くとスタンドとしても使える。縦向きはやや傾きが大きい
横置きにも対応する。動画鑑賞などはこちらのスタイルで行うことになるだろう
スマホリングとして使うのはやや無理があるので、その場合はMagSafe準拠のリングやベルトを使ったほうがよい
ケース側面。ボタン類も保護する設計で、そのぶんややゴツい
四隅にはエアークッションを装備。さらにストラップホールも搭載する

 iPhoneとAndroidを併用している筆者のようなユーザーの中には、宅内の充電環境をMagSafeで統一しており、できることならばAndroidもMagSafeで充電したいと考える人も少なくないはず。それを実現してくれる本製品は、スタンド機能も含めて、Pixel 8 Proの使い勝手を向上させてくれる便利な一品だ。ほかの機種に対応したモデルも用意されているので、気になった人はチェックしてみてほしい。

製品名発売元実売価格
Google Pixel 8 Pro ケース MagSafe対応 クリア リング付きYidahe2550円