本日の一品
サイコン「Wahoo ELEMNT BOLT」導入、アウトドアサイクリングもいいなと思った
2023年11月8日 00:00
なんだか例年より暑い秋。11月に入ったというのに東京は日中になると気温が25度くらいまで上がり、まだまだ半袖で過ごせる。
もうちょっと秋らしい涼しさが欲しい気がしつつも、ランニングとかサイクリングとかにはぴったりな陽気なので、今のうちにアウトドアを満喫しておきたいところ。
毎日インドアサイクリングばかりしている筆者だが、そんなこんなでアウトドアサイクリングもするためにWahooの「ELEMNT BOLT」というサイクルコンピューター(サイコン)を購入した。
自転車用のケイデンスセンサー、スピードセンサー、心拍センサーとのセットがセール価格だったので、ついついポチッとしてしまい……。
サイコンとしてはエントリークラスで、画面サイズは2.2インチとまあまあ小さめ。それでもちゃんとカラーディスプレイだし、各種センサーとの接続、GPSによる詳細な地図・ナビなどなど、機能としては十分以上だ。画面表示のカスタマイズ機能も豊富で、むしろ活用しきれないように思えるほど。充電はUSB Type-Cポートという今どきの仕様になっている。
操作は物理ボタンのみで、画面タッチには対応しない。コンパクトな画面サイズだし、タッチ対応だと雨に濡れたら誤反応する可能性もある。走行中に画面表示を切り替えたいとき、画面を注視せず手探りで操作しやすい、という意味でも物理ボタンの方が都合がいいだろう。
ところで、画面ではセンサーによる速度やケイデンス、心拍数に加え、消費カロリーや走行距離といったデータが見られるのだが、このあたりは趣味レベルのサイクリングだと最初は面白くてもそのうち飽きて見なくなってしまうもの。ただ、そんななかでも一番便利だったのは、登り坂になると自動で切り替わる「クライム」の画面だ。
ある程度の勾配と距離のある坂道が近づくと、おそらくはGPSによってそれを検知してお知らせし、坂道にさしかかるとクライム画面に切り替わる。残りの距離や高度、現在の勾配がわかり、この先のアップダウンがどうなっているかもグラフで把握できる。
それくらいの坂ならこれくらいのペースで登っていけば良さそうだな~、というのが判断できるので、余力を考えながらも思わず最速タイムを目指したくなる。苦しいヒルクライムがゲーム感覚で楽しめてしまうのだ。
これまではスマートフォンをサイコン代わり(というか主にナビ)に使っていたのだけれど、昨今の画面サイズの大きなスマートフォンはどうしても走行中の不安定感がネックではないだろうか。
ときどき舗装の荒い路面があるし、サイクリングロードの途中にはカマボコ状の減速帯もあったりして、気を付けないとスマートフォンが飛んでいきそうになる。でも、ELEMNT BOLTのような小型サイコンなら専用マウントでしっかり取り付けられることもあり、安心感抜群だ。
近頃は「週末はどこに走りに行こうかなあ」なんて思い始めるほどなのだけれども、こうなると次に欲しくなるのがパワーメーターだ。ペダルを踏み込む力を検知するパワーメーターを自転車に装着し、それをサイコンと連携することで、パフォーマンスをより詳細かつ正確に記録できるようになる。
が、そのために10万円前後の出費を覚悟しなければならないのがキツい。でもうだうだ悩んでいたらいい季節も終わっちゃうし。ああ、どうしましょ……。
製品名 | 販売元 | 販売価格 |
---|---|---|
ELEMNT BOLT V2 | Wahoo | 3万5200円 |