本日の一品
3台目の電動歯ブラシはパナソニック製に。浮いてキレイ! 優しいのに強い!
2022年10月26日 06:00
4年前から電動歯ブラシに全面的に切り替えた我が家。それ以来、歯科検診では家族みんなそろってお褒めの言葉をいただけるくらいには健康的な歯を維持できている。新たな虫歯も発生していない。こんなことならもっと早くから電動歯ブラシを使っていれば良かったなあ、と後悔するほどで、もう二度と手放せない家電の筆頭だ。
これまで使ってきた電動歯ブラシを振り返ると、最初の1台目はブラシが回転するタイプの900円という安価なもので、コストパフォーマンスは驚くほど高かったが、2年使ってなんとなく物足りなくなってきたので買い替えた。2台目は上下に振動するタイプで約5000円で購入。しかし2年たってブラシを差し込む軸が簡単に取れてしまうようになり寿命を感じたので、この際だからできるだけ新製品の電動歯ブラシにしてみようと、思い切って2万円超のパナソニック「ドルツ EW-DP36」にしてみた。
2022年9月に発売されたこの「EW-DP36」は、パナソニックの電動歯ブラシのなかでは最上位機種の1つ下のモデルになる。最上位機種だと、ブラシを歯に当てている角度を検知して正しい磨き方になるよう誘導してくれたり、スマートフォンアプリと連携したりと、いろいろリッチな機能がある。けれど、我が家では有効に使えそうにないのと値段がお高いのがネック。こと「磨く」という機能に限れば、今回購入したグレードは最上位モデルとほとんど差はないので、満足できるだろうと考えた。
しかしながら、パナソニックのこのモデルの一番気に入ったポイントは、充電台で充電しているときに本体が「浮く」ところだ。最近の電動歯ブラシはワイヤレスで充電できるモデルが他社製も含めて多いのだけれど、スタンドに直に置いて充電するタイプだと、どうしてもその接触面が汚れてしまう。知らないうちに唾液や歯磨き粉が垂れているのか、あるいは単なる水垢なのか。
一方、EW-DP36は充電スタンドに差し込むと、本体の「腰」あたりで固定され、接地せずに宙に浮いたまま充電できるので汚れが溜まらないのだ。口に入れて使うものだけに(汚れる箇所を口に入れることはないとはいえ)、ずっと清潔に使い続けられるのはありがたいこと。
歯の磨かれ方としては、縦の動きと叩くような動きの2種類が組み合わされた「W音波振動」と、極細毛ブラシによる狭い場所にも届きやすい工夫がポイント。これまで使っていた電動歯ブラシよりもかなり強力に磨かれているような感触がある反面、なぜか歯や歯茎へのインパクトはあまり大きくないような感じで、優しさすら感じさせる。それでいて磨き上がりはこれまでになくツルッツルだ。これは極細毛ブラシはもちろんのこと、押しつける力を検知して、過剰なときに「プププッ」と音でお知らせして適度な力で磨けるようにする機能のおかげかもしれない。
家族からも、以前の電動歯ブラシよりしっかり磨けて感触もいいとなかなかに好評。メーカー純正の替えブラシは2本で実売600円程度とやけに値段が高いということもなく、しかも日本メーカーなのでおそらく将来に渡って入手性が高いのもいいところ。なのだが、1つだけ気になるところを挙げるとすれば、ACアダプターが目立つことだろうか。洗面台近くのコンセントに差し込むと、わりと飛び出る感じになってしまう。充電台自体がまあまあ大きいのだから、ここに内蔵してくれるとありがたかったのだけれど。
製品名 | 発売元 | 販売価格 |
音波振動ハブラシ ドルツ EW-DP36 | パナソニック | 約2万2000円 |