スタパ齋藤のApple野郎

iPhoneとApple Watchでスマートな“猫サイクリング”を追求!

 外出時、たま〜にiPhoneを自宅に置き忘れることがある俺。Apple Watchも同様。外出時にいつも身につけているデバイスを置き忘れると、なーんかソワソワして落ち着かない。

外出時はたいていiPhoneとApple Watchを身につけている。

 またここ数年では俺の行動範囲で電子決済できる店や自販機が増えた。そういう場所ではiPhoneやApple Watchで払うケースが多い。決済端末でもあるiPhoneやApple Watchを置き忘れると、ますますソワソワ。

 いや、免許とか現金を入れた財布を持って出かけることがほとんどなので、大きな問題にはならないんスけどね。あと俺、スマートデバイスをそーんなには積極的に使うタイプではないので、何時間かiPhoneやApple Watchがなくても問題なかったりする。

 そして話が突然変わるが、最近の俺は猫サイクリングに熱心である。地域猫とかを探しつつのサイクリングで、猫を発見したら自転車を駐めて猫に近づいて……撮ったり触ったりするのだ。

猫サイクリング中に猫発見! 首輪をしていて耳先端のカット痕もないので、たぶん近所で飼われている猫だ。「あそこに行くとおいしいものをもらえる」的なことを記憶していて、おやつ狙いとかで出現するタイプの猫だと思われる
おやつ持ってきてないけど触らせて〜、と近づいたら逃げちゃった
猫サイクリング中に何度か遭遇して顔見知りになった黒猫。耳の先端がカットされ、さくら耳状態になっている、去勢され餌やりなどもされている「地域猫」だ
おやつ持ってきたから来なはれ〜と呼んだら超近づいてきた! 初接触後、おやつを供与
これもだいぶ顔見知り度が高くなっている……たぶんこの近くの家の飼い猫
あら〜コロリと転がってくれて触らせてもくれた〜! おやつ贈呈!

 みたいな猫サイクリング。回数を重ねると猫もこちらを覚え、接近や接触を許してくれるようになって愉快なのだ。

 そして話がやや戻る感じだが、猫サイクリング時やフツーのサイクリング時には、iPhoneもApple Watchも置き忘れない。iPhoneはサイクリング中にピンチとなった場合に助けを呼ぶための大切なデバイスであり、Apple Watchはサイクリング中の運動記録を取りつつ、電子決済対応自販機とかで飲み物を買える便利なデバイスだからだ。

 また、サイクリングはリアキャリアに猫のおやつやゴミ入れや簡単な工具を入れているくらいで、ほかには大したモノは入ってない。なので、サイクリングに出かけるときに自室から持ち出すのは、iPhone、Apple Watch、家の鍵、そして少々の現金と身分証明書くらいである。

サイクリング時に自室から持ち出すのはこの程度。iPhoneは救助を呼ぶための大切なデバイスとなる。クルマで出かけたときも救助デバイスになるが、サイクリングは人がほとんどいない川沿いとか林間を走ったりもするので、iPhoneの重要性がより高くなる。Apple Watchは運動の記録用と飲料など購入時の決済用。小さい財布には現金と身分証明書を入れている。現金は電子決済非対応自販機や店舗で使うため。身分証明書は、俺が意識不明になったりした場合に身元を示すもので、顔写真入りの期限切れ免許を携行しており、その裏には緊急連絡先を書き込んでいる

 以前は50km以上とかのロングライドが多く、ルートも人が少ないエリアだったため、補給食とか飲料も多めに携行していたが、最近は猫サイクリングばっかり。隣の市への猫サイクリングとかだと50kmオーバーの距離を走ることもあるが、でも猫って住宅地とかに人間と一緒に住んでいるので、補給食や飲料はそのへんの店舗で買えちゃうのであった。

もうサイフ要らないのかもしれない〜、と思ったものの……

 前出の「サイクリング時に携行するモノ」だが、使用頻度が非常に低いモノがある。現金と身分証明書を入れた小さなサイフだ。Apple Watchは腕に装着しちゃうし、iPhoneはハンドルに取り付けたドリンクホルダーに入れちゃう。鍵はポケット。だがサイフは落としたらなーってコトでリアバッグに入れている。

もうサイフ要らないのかもしれない〜、と思ったものの……

 前出の「サイクリング時に携行するモノ」だが、使用頻度が非常に低いモノがある。現金と身分証明書を入れた小さなサイフだ。Apple Watchは腕に装着しちゃうし、iPhoneはハンドルに取り付けたドリンクホルダーに入れちゃう。鍵はポケット。だがサイフは落としたらなーってコトでリアバッグに入れている。

猫サイクリングに多用している自転車はCANNONDALE(キャノンデール)の「Topstone Neo 5」というスポーツタイプの電動アシスト自転車(いわゆるe-bike)。グラベルロードバイクと呼ばれるカテゴリーで、オンロードもオフロードも得意な自転車だ。従来は付いていない泥よけやリアキャリアなどを追加で装着している。水たまりを気にせず走り、猫おやつを十分に搭載するためと言えよう。あとこの自転車、スゲく速いのだ。速いので、アシストが働く時間が短い。でも激坂などがあるとラクなので、e-bikeであってよかったと思う
ハンドルには大きなミラーも。道路上での事故の危険は後ろからもやってきたりするからだ。ハンドル手前には2つのドリンクホルダー(ファブリック製)を装着。左に飲料、右にiPhoneを入れている。猫を発見したら速攻でiPhoneを取り出して撮影するためだ。あと今どきの複雑な機構を備えたスマートフォンは、ハンドルなどにダイレクトに装着するとカメラなどが故障する可能性が高まる
リアバッグも装着している。このリアバッグとリアキャリアは、どちらも「BASIL MIK システム」に対応しており、リアバッグをワンタッチで着脱できる
リアバッグの中身はこんな感じ。猫おやつとおやつ皿とゴミ入れとかだ。リアバッグの上面のポケットにサイフを入れている

 猫サイクリングだとサイフと万が一に役立つ身分証明書も要らないかなーと思い始めている。交通事故なら路上だろうし、しっかり救急搬送されそう。猫サイクリング的なルートなら、まあスピードも出さないし、身体の危険ない感じだし、最近の俺は血液検査の結果が非常に良好だし……まあ危険の可能性はゼロにならないが。

 でもなんかサイフが余計な荷物って感じ。サイフをなくす方法は……あーそうだ、ああいうの使ったらどう?

ESRのMagSafe対応ウォレットを使ってみる

 猫サイクリング時に携行するサイフをなくしてスッキリするために、ESRの「MagSafeヴィーガンレザーウォレット」を使ってみた。Amazonにて3499円で購入した。

3枚程度のカードが入るカードケースで、MagSafe対応なのでMagSafe対応iPhoneの背面にマグネット吸着する。スチールリングを貼ったスマートフォンにも吸着する
iPhone 16 Pro Maxの背面にマグネット吸着。ESR製品でMagSafe対応品(HaloLockという商品名が含まれる商品)は、マグネット吸着力が非常に強いものが多い。このカード入れもガッツリ吸着。不意に外れることはまずない、と感じられる吸着力だ
iPhoneスタンドとしても使える。iPhoneを横向きにもできるョ!

 前述のサイフに入っていた現金と身分証明書を、このカードケースに入れ、iPhoneと合体させちゃうと、スッキリかもしれニャい! と考えた。ツイデに鍵もこのカードケースに入れられれば……実際にやってみたらイイ感じであった。

MagSafeなカードケースの外側に身分証明書を入れた
カードケース内側の2つのポケットには、現金と鍵を入れた。鍵や硬貨はポケットからこぼれ落ちそうに見えるが、鍵がポケット上部に引っかかって飛び出しにくいことと、閉じた状態では紙幣を入れたポケットが鍵や硬貨を程良く押してくれるので、大丈夫。あとこのカード入れ、ヒンジ部分がけっこう硬めの設定なので、不意に開くことがほぼない
iPhoneとMagSafeなカードケースが合体。イイね!

 わーいこれでApple Watch装着してiPhoneとMagSafeカードケース合体させるだけでサイクリングに出かけられる〜。非常にスッキリした。

 だが実際に上記の状態でサイクリングに出かけると、ひとつ面倒が起きた。MagSafeカードケースに対する鍵の出し入れが煩雑なのであった。出かけるときと戻ってきたときの2回だけなのだが、いちいちカードケースから鍵出すのめんどくせー! と。なので、現在は以下のようなカタチになった。

iPhoneとそれに吸着させたカードケース、腕に装着したApple Watch、そして鍵は単体でポケットに入れ、猫サイクリング!

 ……一瞬、自宅の鍵をスマートロックにして、iPhoneやApple Watchで解錠・施錠できるようにしよっかニャ〜、と思ったんだが、なんかまさかの失敗をやらかしそうだし、深刻な故障の可能性もありそう。なので、鍵は現在のカタチでいいや、となっている。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。