本日の一品

充電をカッコいい感じに。ワットチェッカー内蔵USB Type-Cケーブル

ワットチェッカー内蔵USB Type-Cケーブル

 最近なんとなくスマートフォンやノートパソコンの充電が遅くなってきたような気がしないでもない。実際のところどれくらいの電力で充電されているのか気になるなあ、と思っていたときに見つけたのが、こちらのワットチェッカー機能内蔵のUSB Type-Cケーブルだ。

 USB接続のワットチェッカーというと、USB入出力ポートが付いたアダプター形状のものが多かったのに対し、この製品はコネクタ部分に小型ディスプレイを内蔵したケーブルとなる。通常のコネクタとさほど変わらない大きさで違和感がなく、すぐ隣のポートの邪魔にもならないのがいいところ。荷重の面で、デバイス側の端子の負担も少ないかもしれない。

コネクタ部に小型ディスプレイを内蔵。通常のコネクタとあまり変わらないサイズに収まっている
隣のポートを邪魔しない

 USB PDの最大100W(20V/5A)に対応し、eMarker内蔵をうたうこの製品。データ転送部分はUSB 2.0ではあるけれども、1.2メートルのバージョンがおよそ1700円(20%の割引クーポンがつくことがある)というのは、100W対応していることを考えるとコストパフォーマンスとしてはなかなか良いのではないかと思われる。同じデザインでより安価な別型番のものもあるが、どうやらこちらの方が製品として新しい(耐久性が高い)ようだ。

 使い方は、充電器とスマートフォンなどのデバイスに接続するだけ。ワット数が表示されるだけでなく、USB PD対応機器と接続した場合は「PD」の表示も現れる。本当に正しい数値なのか検証するための機器は所有していないので、とりあえずは表示内容を信じるしかない。

スマートフォンに接続。10W前後でしか充電されておらず、体感で遅かったのもうなずける
MacBook Proに接続。こちらもちゃんとUSB PDで充電されている
タブレットはUSB PD非対応なので「PD」の表示はなし

 最初のうちは充電するたび、ちょっとばかし華やかな感じになって目を引く。が、単に「どれくらいの電力を供給しているか」がわかるだけなので、そのうち平常時の充電ではあまり大きな意味をなさないことに気付く。充電器やデバイスに不具合や故障がありそうなときの確認用にはなるかもしれないけれど、一番の効果はデジタルな雰囲気でカッコよく見えるという自己満足感が得られることだ(個人の感想です)。

 まあ、デジタルガジェットっていうのは見た目の満足感も大事な要素だと思っているので、100W対応ということもあるし、充電ケーブルは今後このシリーズで揃えていくのも面白いかもなあと思っている。手元のあらゆるデバイスをまとめて充電しているとき、全部でワット表示されていたらなんかカッコいいじゃない?

製品名発売元販売価格
CA-1100Mcdodo1699円