装飾から常夜灯までいろいろ使える、超小型USBメモリーサイズのLEDライト

　照度センサーを内蔵し、周囲が暗くなってくると自動的に明かりをつけてくれるライトは、大きいものから小さいものまで、生活のあらゆる場面に存在している。今回紹介するのは、超小型USBメモリーのサイズに、照度センサー付きのライトを押し込めてしまった製品だ。

マウスのUSBドングルを思わせるサイズ。へこんだ部分がLEDの色を切り替えるスイッチだ

横から見たところ。スリムなのでUSBポートの周囲に干渉しにくい

白い部分がLED。モールドを見る限り「TUNOVO」というのが製造元のようだ

　車内の装飾を目的に、カー用品として販売されているこの製品は、USBポートに差し込んでおくことで、イルミネーションとして機能する。LEDは8色が用意されており、本体のスイッチを押すことで順番に切り替わるほか、自動的に色をローテーションさせることもできる。

USB充電器に取り付ければ照度センサー付きのミニライトができあがる。USB延長ケーブルの先につけるなどの使い方もあるだろう

コンセントに取り付けた状態。LEDは上下どちらかを照らすことになるので、必要に応じてコンセントの挿す向きを変えるとよい

　本製品の特徴はなんといってもその小ささだ。超小型USBメモリー、あるいはUSBマウスのドングル程度のサイズしかないので、手近なUSBポートに差し込んでも邪魔にならない。ビジネスホテルで宿泊する場合に、ノートパソコンの余ったポートに差し込んでおけば、ちょっとした常夜灯として使える。

　また、適当なUSB充電器と組み合わせれば、イルミネーション機能を搭載した、照度センサー付き照明ができあがる。iPhone付属のUSBアダプターのような小型の充電器とはベストマッチだ。

　実際に使ってみてネックとなるのは、電源ボタンがなく、照明をオフにするには本体をUSBポートから引っこ抜くしかないことだが、明るいところでは自動的にオフになるので、そう大きな問題にはならない。まぶしく感じる場合は輝度を下げることも可能だ。

LEDは8色で切り替わる。ローテーションで切り替えることも、特定の色に固定することも可能だ

　なんといってもこのサイズゆえ、邪魔になることもなく、アイデア次第でさまざまな用途に活用できる。今回紹介した製品以外にも、Amazonではカー用品のカテゴリに同様の製品が多数あり、イルミネーションのない安い製品ならば数百円で入手できるので、興味を持った人はそちらを探してみてほしい。