本日の一品

連続1週間以上は余裕、HUAWEI WATCH GT 2 Proを試す

 ケータイ Watch編集部からファーウェイのスマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT 2 Pro」(以下、GT 2 Pro)をお借りして試してみました。モデルは46mmモデル、カラーはナイトブラックです。

HUAWEI WATCH GT 2 Pro(46mm/ナイトブラック)

 最初に驚いたのは驚異的なバッテリーのもちです。GT 2 Proは「通常使用2週間のバッテリーもち」が謳われています。筆者は、大容量バッテリーを搭載するスマホなどがうたう「連続2日使える」などの謳い文句に対して半信半疑だったため、GT 2 Proのバッテリーも連続使用で2~3日程度持てば良いかな……と思いつつ試してみたところ、火曜日から翌週の月曜日まで約1週間連続使用した後でバッテリーが約25%残っていました。

約1週間使い続けてバッテリー残量が約25%

 この1週間でバッテリーを73%消費した計算になるので、1日あたりの消費量は約10%の計算になります。ランニング中などに長時間の音楽再生をしない、時計の常時表示モードをオフにするという筆者の使い方では、2週間には足りないものの約10日間の連続利用が可能と推定されます。

 GT 2 Proの充電には、USB Type-C端子を搭載するワイヤレス充電アダプターが同梱されています。充電アダプターは小型な上に、Androidスマートフォンで汎用的なType-C端子を搭載しているため、旅行や出張などで充電アダプターを準備する際もあまりかさばりませんし、そもそも本体のみでバッテリーが1週間以上動作するので、旅行や出張時に充電アダプターを持たなくても良いというケースも多そうです。また、Qi準拠のワイヤレス充電にも対応しているため、ファーウェイのスマートフォンなどからワイヤレス充電することも可能です。

充電アダプタはType-C端子を搭載

 1週間の連続使用の間に、GT 2 Proは心拍数やストレスの計測、ワークアウトの自動検出などの機能が常時有効になっていました。GT 2 Proの試用中に大きく体調を崩したりストレスを感じるシーンは無かったため、これらの機能に関する精度についてはデータが正確か確かめる機会が無かったのですが、日々の体調管理・健康管理の一助になりそうです。

心拍数やストレスレベルを自動計測して記録

 街中を少し早歩きで散歩していると、ワークアウトが自動検出され、内容を記録できます。ウォーキングのワークアウトでは、心拍数や距離、1km毎のペースに加えて、GT 2 Proに搭載されたGPSによる位置情報も記録され、ウォーキングの最中には、1km毎に累計距離・1km毎のペース・心拍数などが読み上げされました。

ワークアウトを検出して内容を自動記録
ワークアウトのログはスマホアプリで確認可能

 少々不便に感じた点は、GT 2 Pro側で着信応答をした後に通話をスマートフォン側に切り替える機能が搭載されていないことです。スマートフォンが手元にない状態でとりあえずGT 2 Pro側で着信に応答した後に、スマートフォンを手にして通話を切り替える……という使い方はできないようです。

 また、Facebook Messengerのメッセージ通知で相手側のプロフィール写真が表示されないのも、写真が表示される仕様に慣れていると、ちょっと味気ないように感じるところです。

製品名発売元実売価格
HUAWEI WATCH GT 2 Proファーウェイ・ジャパン3万4980円
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