本日の一品
ツチノコタイプのライトニングケーブル&モバイル電池
2018年5月14日 06:00
スマホ市場の中で一番バリエーションの多いのは本体を保護するケースやスクリーンを保護するシールだろう。そしてその次に多いのはきっと充電や同期ケーブル、USBモバイルバッテリーなどの周辺機器だろうと思う。
スマートフォンを頻繁に買い替える筆者は、本体を買い替えるたびに、ケースやさまざまな材質や長さのケーブル、最適そうに感じるUSBモバイルバッテリーなどを買い替えたり買い増したりして市場の活性化に協力している。新製品が出れば間違いなく買い替えているiPhoneだが、基本的にパソコンはWindows系、スマホやスマートウォッチはAndroid系の筆者は日常の慣れの問題から、iPhone系はいつも長続きしない。
そんな筆者が複数の知人が使っている新モデルでもないiPhone SEを見て急激に欲しくなって衝動買いしてしまった。Androidユーザーから見てiPhone SEは唯一アップルらしいと感じてしまう粋なハードウェアだ。前述したように普段の生活で使ってるアプリやクラウドサービスはGoogle系やマイクロソフト系ばかりだが、コンパクトで操作性の良いiPhone SEはそれらとの組み合わせでも問題なく、最高に興味深い。
先日、周辺機器も含めて、iPhone 7 Plusを知人に売ってしまい、ライトニングケーブルを標準で搭載したUSBモバイルバッテリーも身の回りには無い状況だったので、まずは面白そうなUSBモバイルバッテリーを探し始めた。そんな時に偶然見つけたのが、なんと筆者にはツチノコみたいに見えた「Jackery Jewel」という風変わりな名前の付いたライトニングケーブル&モバイルバッテリーだった。
ライトニングケーブルの長さは約1メートル。その長さのライトニングプラグ寄りに長さ100㎜、直径18㎜程の膨らんだ部分があり、そこが筆者的にはツチノコのイメージなのだ。容量に正比例して確実に重くなるモバイルバッテリーでは、持ち主の商品選びのコンセプトが重要だ。筆者は持ち歩くことの多いモバイルバッテリーは容量よりも軽さ重視でいつも選んでいる。
当然、Jackery Jewelはケーブルの一部がややファットになっただけのモバイルバッテリーなので、それほど大きな容量を期待できるわけではなくたったの450mAhだ。これは筆者の知るモバイルバッテリーの中でも1番か2番目に小さい感覚だ。筆者が愛用しているモバイルバッテリーと比べてみたところ、やはりJackery Jewelは最高に軽くてケーブル込みの持ち運び重量がたったの38gだ。オマケに充電ケーブルにもなるので、あとはUSB/ACアダプターさえあれば、AC電源のあるところならどこでも充電が可能となる。
もちろん大容量のモバイルバッテリーを主電源として使ってJackery Jewelに充電可能だ。充電操作に於いてこのJackery Jewelを充電ケーブルとして使用している間なら、意識することなく、自然にJackery Jewelのバッテリーには自動充電が行われ、もしもの時の為の450mAhが確保されるということになる。
もちろん、Jackery Jewelだけを充電することも可能だが、スマホも無くて、ちょっと風変わりなツチノコケーブルだけがUSB/ACアダプターに繋がっている姿は誰かの忘れ物のように見えてちょっとシュールだ。450mAhの小容量のバッテリーで実際にどのくらいのリカバリーパワーがあるのか極めて興味深い。iPhone SEのバッテリー容量が1624mAhなので、充電ロスを多少厳しく差し引いて40%としても450mAhのバッテリーがiPhone SE側に移ったときのリカバリー容量は270mAh(約6割)くらいと想像できる。
1624mAh満充電の時のiPhone SEで、おおよそLTEデータ通信が13時間、3G通話が14時間というWEB上での認識なので、270mAhならLTEデータ通信で約2時間、3G通話なら2時間少々が計算上の数値となる。iPhone SEの充電ケーブル(Made for iPhone)にもなってたった38gでiPhone SEのLTE通信および音声会話を2時間延長できるのなら破格の値段で最高だ。
製品名 | 販売元 | 購入価格 |
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Jackery Jewel | Jackery | 899円 |