てっぱんアプリ!

スマホをパソコンのショートカットにする「Elgato Stream Deck Mobile」で生産性アップ!

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: Elgato Stream Deck Mobile
開発者: Corsair Memory, Inc.
価格: 無料
対応OS: iOS 15.0 以降、Android 9 以上
カテゴリ:  仕事

 パソコンでデスクワークしているとき、せっかく手元にスマホがあるのなら、それも大いに活用したい。画面タップでパソコンの機能を実行できる「Elgato Stream Deck Mobile」を駆使すれば、仕事の生産性アップ間違いなしだ。

スマホをパソコンのショートカットデバイスにする「Elgato Stream Deck Mobile」

スマホ画面タップでパソコンの機能が実行

 「Elgato Stream Deck Mobile」は、ショートカットキーデバイスとして知られる「Stream Deck」のアプリ版。スマホ画面にマス目状に表示されたショートカットアイコンをタップするだけで、パソコン側でさまざまな機能を実行できるようになる。

 利用するには、スマホアプリをダウンロードし、パソコン側でも設定用のアプリケーションをインストールして、同じLANに接続して連携させておく。あとはパソコン側で好きなショートカットを配置すればOK。

 デフォルトでは、ボリュームのアップダウン、スクリーンショット機能(Snipping Tool)の起動、Microsoft Edgeやメモ帳、電卓といったWindowsアプリケーションの起動などが割り当てられている。

パソコン側の設定用アプリケーションでショートカットを設定していく
デフォルトでは音量調整やスクリーンショット機能のショートカットが配置されている
2ページ目にはフォルダなどが登録済み
フォルダ内にはアプリケーションのショートカットなど

定型文挿入、Webサイトアクセスも自由自在に

 これら既存のショートカットに追加するか置き換える形で、特定のキーボード入力や、定型文の挿入、Webサイトを開くショートカットなど、多様な機能を割り当てられる。

 それらの機能をグループ化するフォルダのショートカットや、複数機能をまとめて実行するマルチアクションというショートカットもある。パソコン側で設定した内容はスマホ側に同期され、すぐにショートカットとして使えるようになる仕組みだ。

 パソコンでよく使う機能や操作を登録しておけば、それをワンタップで素早く実行できるので、作業効率を格段にアップさせられる。1画面に配置できるショートカットは6~64個、それを最大10ページ分設定可能だ。

 無料版では1画面に最大6個ずつ配置でき、計60個のショートカットを扱えるが、さらに多くのショートカットを設定したいならProプラン(年間3500円)への登録を検討しよう。

キーボードショートカットの登録
定型文の登録
ボタンのレイアウトは複数パターンから切り替え可能
最大で8×8、64個のショートカットを1画面に表示できる