てっぱんアプリ!
OS標準の機能でスマホをパソコンのWebカメラにする方法。置き場所が自由自在
2024年12月20日 00:01
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
ビジネスの現場でWeb会議は今や不可欠なもの。パソコンにはWebカメラも備えておくべきだけれど、時には調子が良くなかったり、画質が低すぎたり、Webカメラのないデスクトップパソコンを使っているときにWeb会議しなければならなかったりすることもあるかもしれない。そんなときは慌てず、スマホをWebカメラに仕立て上げよう。
なお、今回紹介するのはOS標準の機能でスマホをパソコンのWebカメラにする方法。そのため「iPhoneとMac」および「AndroidとWindows」の組み合わせのみとなる。そうではない組み合わせも可能にするサードパーティ製ソフトを使用する方法は、今回取り上げない。
iPhoneをMacのWebカメラにする方法
Macを使っている場合は、iPhoneをMacのWebカメラにすることができる。iPhone側でWebカメラにするための設定を行ない、その後Mac側のWeb会議ツールでカメラにiPhoneを指定すればOKだ。具体的な手順は下記の通りだが、iPhoneとMacとで同じApple Accountを使用していることをあらかじめ確認しておきたい。
iPhoneの場合、有効になるのは背面のメインカメラのみなので、背面側を自分に向けて設置する必要がある。FaceTimeやZoomなどさまざまなWeb会議ツールでiPhoneをWebカメラとして指定できるが、Google MeetのようなWebベースのツールでは利用できない場合があることにも注意しよう。
AndroidスマホをWindowsのカメラにする方法
Windowsを使っている場合は、AndroidスマホをパソコンのWebカメラにすることが可能だ。スマホとパソコンを連携するツール「Windowsにリンク」(スマホアプリ)と「スマートフォン連携」(パソコン用アプリ)の1機能として用意されているものとなる。
この方法では、ZoomはもちろんGoogle MeetなどWebベースのWeb会議ツールでも問題なく利用できる。スマホのカメラも前面・背面両方を切り替えて利用可能だ。以前本コーナーで紹介した内容を参考にスマホとパソコンを連携したうえで、下記の手順で設定しよう。
スマホをパソコンのWebカメラにするのは、緊急時に使えるというだけでなく、ワイヤレス接続で置き場所の自由度を高められるというメリットもある。使い方次第でWeb会議がもっと快適になるはずだ。