てっぱんアプリ!

スマホゲームがパソコンでも遊べる「Google Play Games」

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: Google Play Games
開発者: Google LLC
価格: 無料
対応OS: Windows 10以降
カテゴリ: ゲーム

 スマートフォンよりもっと大きな画面でゲームを遊びたい、と思う人は少なくないはず。そんな要望が多かったのか、2023年4月からAndroidアプリとして公開されているゲームの一部がWindows上でプレーできるようになった。どんな風に遊べるのか、さっそくチェックしてみよう。

「Google Play Games」のストアアプリ

100以上のゲームをWindowsパソコンでプレー

 Androidアプリのゲームを遊べるのは、「Google Play Games」というサービス。2023年5月現在はβ版の位置付けだが、Androidスマートフォンで人気の高いゲームも含め、100以上のゲームアプリが利用可能となっている。

 対応しているのはWindows 10以降のパソコンとなっており、SSDを搭載していること、メモリが8GB以上であることなどの最低要件もいくつか求められる。Google Play GamesのWebサイトで具体的な要件を確認した後、Windows用のインストーラーをダウンロード・インストールして、配信されているゲームを閲覧可能なストアアプリを起動しよう。

 配信されているゲームは、有名または人気のあるものでいうと「ウマ娘 プリティーダービー」「原神」「ドラゴンボール レジェンズ」など。アクション、アドベンチャー、シミュレーション、パズル、ロールプレイングのようなジャンルから絞り込んで探すことも可能だ。

「Google Play Games」のWebサイトにアクセスし、「ベータ版をダウンロード」をクリック
ストアアプリがインストールされるので、Googleアカウントでログインする
ゲームジャンルごとに絞り込み表示可能
「ウマ娘 プリティーダービー」も遊べる

高性能パソコンなら動作は快適、さらに楽しく

 遊びたいゲームを見つけたら、各ゲームを紹介している詳細ページにある「インストール」ボタンでパソコンにインストールすれば、その後「再生」でゲームが起動する。原神のように元からWindows版としてリリースされているゲームは、Google Play Games内ではなく、専用サイトからダウンロード・インストールすることもある。

 操作はパソコンのキーボードかマウス。デフォルトはフルスクリーン表示だが、ウィンドウ表示にすることも可能だ。パソコンが十分な性能をもっていれば、スマートフォンよりも高速に動作し、快適に遊ぶことができるだろう。

 スマートフォンだと、規模の大きなゲームは画面の切り替わりのローディングで長い時間がかかることもあるが、パソコンならあまり待たされることなくサクサク遊べるはずだ。

 ただし、縦向き画面でのプレーが前提となるゲーム(ウマ娘など)は、パソコン画面の中央に縦長のゲーム画面が表示され、その左右が空白で埋められる形になることもある。

 モニターのサイズによっては、思っていたほど大画面にならない、と感じるかもしれないが、少なくとも高性能なパソコンを使っているなら、今まで以上にスマホゲームが楽しめることは間違いない。

Windows版が元からある「原神」は、Windowsアプリケーションとしてダウンロード・インストールする
「ウマ娘 プリティーダービー」は、メインとなるゲーム画面が縦向きに表示され、左右は空白に
キーボードの「Shift+タブ」キーを押すとゲーム終了などの操作が可能