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JR東日本「オフピーク定期券」3月18日スタート、povoやシェアサイクルがお得に利用できるキャンペーンも

 JR東日本は、3月18日から平日朝のピーク時間帯以外で利用できる定期券「オフピーク定期券」を発売する。また、オフピーク定期券を購入したユーザー向けにJR東日本グループの店舗/サービスでの特典やKDDIのオンライン専用プラン「povo2.0」のデータ容量がもらえるキャンペーンも開催される。

オフピーク定期券とは

 「オフピーク定期券」は、入場時に各駅ごとに定められたピーク時間帯以外で利用できるSuica通勤定期券。カード型Suicaのほか、モバイルSuicaでも購入できる。定期券の区間にかかわらず、定期券で入場した駅で定められているピーク時間帯以外で入場する場合、「オフピーク定期券」を利用して運賃が精算される。

 たとえば、総武線経由の「津田沼~東京」のオフピーク券を持っているユーザーが、千葉駅から利用する場合のピーク時間帯は、津田沼駅の6時50分~8時20分ではなく、千葉駅の6時35分~8時5分となる。ピーク時間帯で千葉→東京まで利用する場合、「千葉~東京」の片道運賃が必要になるが、ピーク時間帯以外の時刻に千葉駅に入場した場合、定期券が利用でき「千葉~津田沼」の運賃のみが精算される。

 ピーク時間帯は、他社線の一部駅にも設定されている。先述の「津田沼~東京」の定期券で、東京メトロ東西線の浦安駅から津田沼駅まで直通列車で利用する場合、ピーク時間帯の判定は入場駅である「東京メトロ 浦安駅」の指定時間(7時40分~8時20分)で判定される。この場合、ピーク時間帯の入場であれば「浦安~津田沼」の運賃が精算され、それ以外の入場であれば「浦安~西船橋」の運賃のみ精算される。

 ただし、境界となる西船橋駅で乗換改札を通過した場合、入場駅の判定は「西船橋駅」の時間帯(6時50分~8時20分)で判定される。

 なお、ピーク時間帯が設定されていない駅からの利用時や土休日、12月30日~1月3日は終日利用できる。先述の「津田沼~東京」の定期券を使って、ピーク時間帯の設定のない「蘇我駅」から入場した場合は、終日定期券利用ができるため、蘇我駅から東京駅まで利用する場合は「蘇我~津田沼」の運賃のみ精算される。

 運賃精算は、Suica残高から自動的に精算される。ピーク時間帯には、自動改札機の側面に「ピーク」というマークが表示される。

 オフピーク定期券は、JR東日本の電車特定区間内で完結する区間で発売される。他社線との連絡定期券も発売される。

オフピーク定期券の発売範囲

オフピーク定期券関連のキャンペーン

povo2.0で最大40GB

 オンライン専用料金プラン「povo2.0」について、モバイルSuicaでの定期券購入で20GB、2万円以上のオフピーク定期券/通学定期券の購入で合計最大40GBのデータ容量がもらえるキャンペーンが開催されている。期間は4月30日まで。

NewDaysで特典クーポン

 4月1日~30日までの期間中、抽選で5000人に「NewDays限定特典クーポン」を進呈する。NewDaysアプリからキャンペーンに応募すると参加できる。

いろり庵きらく・いろり庵きらくそば・ベックスコーヒーショップ

 4月1日~30日までの期間中、「いろり庵きらく」や「いろり庵きらくそば」、「ベックスコーヒーショップ」で合計1000円以上利用すると、抽選で500人にJRE POINTが1000ポイント進呈される。

アキュアの自動販売機やエキュート、グランスタ各店など

 4月1日~30日までの期間中、各店舗で指定金額以上購入すると、抽選でJRE POINTが進呈される。

 たとえば、アキュアの自動販売機で合計700円以上利用すると、抽選で700人に700ポイントが進呈される。

シェアサイクルが月最大4回まで無料

 4月1日~6月30日まで、「Ringo Pass」にオフピーク定期券を登録すると、月に3回のシェアサイクル利用で次の初乗り料金が無料になるキャンペーンが実施される。初乗り料金が無料になるのは、月あたり最大4回まで。