てっぱんアプリ！
電卓アプリだけど表計算風に、マス目を使って「1画面でたくさんの計算ができる電卓」
2022年9月2日 06:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します！
開発者： MONKEY-K FACTORY
価格： 無料
対応OS： Android 4.1 以上
カテゴリ： ツール
スマートフォンに標準でインストールされている定番の電卓アプリ。でも、過去の計算履歴がすぐに見えなくなって、連続で計算するのがちょっと面倒だったりもする。そんなときに使いたいのが、その名も「1画面でたくさんの計算ができる電卓」だ。
15のマスそれぞれのなかで四則演算などが可能
「1画面でたくさんの計算ができる電卓」は、その名の通り、1画面内で複数の計算や計算結果の表示が可能なアプリ。見た目はまさしく表計算ソフトで、画面上半分にA～C列、5行の計15マスが表示されていて、画面下半分には電卓風にテンキーや四則演算用のボタンなどが並んでいる。
使い方は、マスをどれか1つ選んで、テンキーボタンなどで通常の電卓と同じように計算式を入力し「＝」ボタンを押すだけ。計算式は記憶されたままで、それに応じた結果が選択したマス内に表示される。15個の計算式と計算結果をこの1画面内にストックしておけるわけだ。
セル参照で幅広い応用も
さらに表計算ソフトと同じような「セル参照」も可能になっている。計算式を入力している途中で他のマスを選択すると「A3」や「B2」のようなセル番号が挿入され、そのマスの計算結果を代入できる。過去の計算結果を覚えておく必要なく、何度も再利用できるのだ。
これにより、たとえば特定の値を何度も変えながら計算したいとき、計算式本体とは別のマスの値を変数や定数に見立てて調整していくことで効率よく答えを求められる。割り勘で部下の支払いを少なくしたりするような、何度かに分けて計算したくなるような場面でも、1画面内で計算結果や計算過程をしっかり確認しながら1人当たりの金額を割り出せたりもするだろう。
入力内容はアプリを終了しても保持されるので、起動した後すぐに過去の計算を再利用できるのもうれしいところ。ただし、計算式を修正するときのバックスペースと、全体の計算式をクリアするボタンを押し間違えやすいところは注意したい。合計値を算出するSUMのような関数は扱えないが、考え方、使い方次第でいろいろな応用ができそうだ。
