てっぱんアプリ!
話題のAIお絵描きがもっと手軽に楽しめる「Dream by WOMBO」
2022年8月26日 07:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
AIがお絵描きしてくれる「Midjourney」が話題だ。しかし、試すにはチャットサービスのDiscordで特定のチャンネルに入らなければならず、基本的に英語が使えないと画像生成が困難。無料ユーザーだと制限も多く、自分が生成した画像が他人に見られてしまうこともあって、少しハードルが高い。というわけで、それよりももっと気軽に使えるAIお絵描きアプリ「Dream by WOMBO」を試してみよう。
英文をほとんど考えることなく簡単に画像生成
「Dream by WOMBO」は、AIによる画像生成に手軽にチャレンジできるアプリ。AIに描いてもらいたい絵の内容を英語の文章で指示する、というのはMidjourneyと同様だが、英語が苦手でも簡単に画像生成できるような工夫が盛り込まれている。
たとえばテキストで指示するときは、自分で文字入力するだけでなく、自動で候補表示される単語や熟語をタップで選んでもOK。作風はさまざまなパターンのサムネイルから選択して指示するようになっているので、英単語や英文法をほとんど考えることなく画像生成できる。
著名画家風やファンタジーアート風、ジブリ風、浮世絵風など多彩なテイストが用意されているうえ、自前の参考画像を用いて絵の雰囲気をカスタマイズして生成する設定もある。自分の考えているものに近い絵面を実現するのは、Midjourneyより容易かもしれない。
無料で何度も画像生成でき、有料なら動画生成も
混雑具合によって処理速度は変わるようだが、画像生成を指示してから数十秒ほどで画像ができあがる。画像は勝手に公開されることはなく、端末の壁紙に指定したり、トレーディングカード風の画像にして端末に保存したりできる。あるいは公開して他のユーザーに見てもらうこともできるし、高画質でプリントした額縁付きの絵として注文することも可能だ。
現在のところ無料ユーザーであっても生成できる画像の枚数(処理時間)に制限はない。けれど、月額650円(年額4140円)の登録ユーザーになると、画像のテイストをさらに多くのパターンから選べるほか、混雑時でも優先して処理してもらうことができ、静止画ではなく動画として出力することも可能になる。まずは無料で試し、アート作品を自在に生み出せる楽しさを実感してみては?