てっぱんアプリ!

スキマ時間に英語学習できるリスニングコンテンツたっぷり。「TOEIC公式コンテンツ by IIBC」

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: TOEIC公式コンテンツ by IIBC
開発者: 一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会
価格: 無料
対応OS: iOS 11.0 以降、Android 6.0 以上
カテゴリ: 教育

 企業によっては人事評価の1要素ともなっている、英語によるコミュニケーション能力を測る試験「TOEIC」。チャレンジしてみたいけれど、まだ英語力に自信がない、という人には、学習コンテンツが充実した公式アプリ「TOEIC公式コンテンツ by IIBC」がおすすめだ。

「TOEIC公式コンテンツ by IIBC」

トランスクリプト付きで、聞き取れなくても安心

 「TOEIC公式コンテンツ by IIBC」は、TOEICの関連情報や学習コンテンツが充実した公式アプリ。2022年8月末に、これまで別アプリで提供されていたリスニングコンテンツ「TOEIC presents English Upgrader」が統合され、試験に役立つ内容がさらに盛りだくさんとなった。

 「エピソード」として収録されているリスニングコンテンツはトータルで60個を超える。ネイティブによる生の英会話などを収録した音声コンテンツで、英語音声を通しで聞いた後、ポイントとなる英語フレーズごとに解説が入り、最後に和訳された音声を聞く、といった構成になっている。音声を聞きながら英文のトランスクリプトや日本語訳、フレーズ一覧も表示できるので、最初は聞き取れなくても文章を参考に少しずつ耳を慣らしていけるだろう。

たくさんの「エピソード」を収録。スマホにダウンロードされるので、電波がないところでも再生できる
まずは「リスニングモード」
トランスクリプトを見ながら音声を聞ける
和訳文を表示することも可能
大事なフレーズを確認するのもOK

クイズで自分の理解度を把握

 エピソードの中身をある程度理解できるようになったら、次は「クイズモード」に挑戦。各エピソードの内容を元にした質問や、ピックアップされた英語フレーズの意味について問う設問が3択形式で出題される。エピソードの中身をしっかり理解できているか、フレーズの意味が記憶として定着できているかがこれで把握できるはず。1エピソードは10分前後と短いので、仕事の休憩時間や通勤時間など、ちょっとしたスキマ時間に進めていっても良さそうだ。

 ただ、この音声コンテンツで学ぶだけではTOEICを受験するにあたり万全とは言えないかもしれない。より本気で取り組みたいならアプリ内で案内されている教材を使うことも検討したいところ。TOEICの試験日程もチェックでき、オンラインで受験申込ができるようにもなっているので、自信がついたらさっそく申し込んで実力をチェックしてみては?

理解度を問う3択の「クイズモード」
公式教材の案内。必要に応じて活用しよう
次回以降の試験日程を確認できる。まずは腕試しして実力を確かめてみるのも大事