てっぱんアプリ!
データ化はもう待たない! ビジネスソーシャルに進化した名刺管理アプリ「Eight」
2019年6月28日 06:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
アプリ名: Eight
開発者: Sansan, Inc.
価格: 無料
対応OS: iOS 10.0 以降、Android 5.0 以上
カテゴリ: 仕事
ダウンロード: iOS Android
かつては忌避感のあった名刺のデジタル化。その慣習を変えたと言っても過言ではない名刺管理ツール「Eight」は、今や単なる名刺のデジタル化に止まらず、ソーシャル的な機能を備えたビジネスツールに進化してきている。どんなことができるのか、あらためて見てみよう。
複数の名刺のデータ化もほとんど一瞬で待ち時間なし
「Eight」は、紙の名刺をデジタル化する機能を軸にしたビジネス効率化ツールと呼ぶべきアプリ。当初は名刺を1枚1枚、表裏ともにスマートフォンのカメラで取り込んで、オペレーターによるデータ化を待ち、その後アプリ上で名刺をデジタル管理できる、といったシンプルなアプリだった。
しかし今では、並べた複数の名刺を認識して一気に取り込むことが可能。その名刺の人がEightのユーザーだと、データのひも付けのみが行なわれるので登録は一瞬で完了し、ほとんどの場合データ化されるまで何時間も待つ必要はない。これは多くの人がすでにEightを利用し、膨大なデータが登録されていることが理由だろう。
相手を記憶し、思い出すための情報を画像メモで追加
最近では、登録している名刺への「画像メモ」の登録も可能になった。元々、相手の名刺をEightに登録した日付は自動で記録されていたが、それだけだと実際に会った日やどこで会ったかなどを思い出すための情報としては不十分。そこで、出会った場所やそれに関連する写真を撮影して画像メモとして追加すれば、どんな場所・タイミングで名刺交換した相手かを容易に思い出せるようになる、というわけ。テキストメモも可能なので、後で検索しやすいキーワードを登録しておくのがおすすめだ。
また、アプリのホーム画面はSNSのタイムラインのような見た目になっている。ここでは、名刺交換した人や、その人が所属する組織の別の人による投稿が表示される。付き合いのある企業の最新情報やビジネスのヒントが得られ、業界動向の把握に役立つ。ビジネスにかかわる情報が1つのアプリにまとまることで、仕事に必要な情報収集を効率良くこなす助けになるだろう。