スタパ齋藤のApple野郎
120gでTTL対応! 超小型ストロボ「Godox iT30Pro」がすっげく便利。AIに教わった影対策も試してみたッ
2026年9月30日 11:25
いつ頃からか、Web媒体に掲載する商用記事の写真撮影にiPhoneを使うようになった。2018年頃かもしれない。最初は「このe-bikeで走った」的な自転車走行のスナップくらいを使ったが、年月が経つにつれてiPhoneで商品撮影も多々するようになった。
もう8年くらい前から、iPhoneは俺にとって「商品撮影もこなせる撮影機材」となっている。現在もそうだが、しかし、それは「撮影条件」や「被写体」など少々の条件がある。場合によっては「iPhoneで撮ると汚くなってしまう」ということがまだまだある。
そんな場合に使っているのが、ミラーレス一眼。オリンパス「OM-1」とOM SYSTEMS「OM-5」を使っている。
これらのミラーレス機で撮れば失敗の少ない良好な写真が得られることが多い。十分な光量があればさらに。
OM-1とOM-5について唯一不満が残るのは、純正のチルトレンズがないこと。斜めに置いた被写体の全面にピントを合わせて撮る場合、連射して合成するカメラの独自機能を使うしかない。まあアダプターを使って他社のチルトレンズなどを使えばいいのだが……。
余談だが、これらカメラの画素数には満足している、フルサイズミラーレスならもっと高精細な写真が得られるが、俺にとってはオーバースペック。データ量が増え、扱いにくく、さらには「撮影時の手ブレが見えやすくなる」=「それを抑える機材が必要で重装備化(重くなる)」といったネガティブさも複数あったりする。
閑話休題。
OM-1とOM-5を使っていて「こういうのがあれば」と時々感じる機材がある。とくにOM-5を外出先などで使っているとき。それは小型軽量のクリップオンストロボだ。
上記カメラ用のクリップオンストロボは持っているのだが、それはけっこう大きく重い。ので、OM-5に装着すると、OM-5の非常に強力な機動性が失われてしまう。つまり外で使う機材として重くて嵩張って使いにくくなるのだ。
じゃあやっぱり小型軽量のクリップオンストロボを買おう! と思うわけだが、たまーに思う程度なので、結局「まあ今度でいっか」となってしまって買わずじまいなのであった。
Godox「iT30Pro」すっげく便利! 小さいけどそこそこ明るくてTTL撮影対応!
OM-5を携えて、仕事で外に出ての撮影のとき、また「あーやっぱり小さいストロボ欲しいな〜」と思った。数十センチの距離のブツ撮り(自転車のパーツ)で、直射日光により強い影が出たり逆光になったりしたとき「ちょっとストロボ光で照らしたい(補助光を使いたい)」と思ったのだ(レフ板でも対応できるが手軽さがないので選択肢から外れた)。
そこで探してみたら、良さそうなのを発見。Godox「iT30Pro」という製品だ。Amazonで1万2580円だったので躊躇せず購入。結果から言えば「すっげく便利!」であった。
iT30ProはGodoxのストロボとしては新しい世代で、特徴はタッチ対応のカラー液晶。以前のGodox製ストロボと比べると大差をもって「超扱いやすい」のだ。
以前は複数のボタンの表示(刻印)とモノクロ液晶パネルを見て「これかな?」的に操作して「違ったか……戻るには? どのボタン?」みたいな感じだった。まあ使いにくくはないが、「設定でのボタン操作がめんどくさい」みたいな印象があった。
一方で最近の世代のGodoxストロはタッチ対応のカラー液晶となっていて、なんとなくタッチしてれば「あっあの設定あった」的に見つけられる。また、見つけやすい。スマートフォン的と言ってしまうと、iT30Proにおいては過言だが、より大きいサイズのタッチ対応カラー液晶画面を持つGodox製ストロボだと、けっこースマートフォン的に快適に扱える(じつはiT30Proの使いやすさに驚いてそういう製品を買い増した)。
それとこのiT30Pro、そのサイズからやや信じがたい機能性がある。たとえば、このサイズなのにTTL測光撮影対応(カメラとストロボに任せて適切な露出が得られてちょうどいい明るさの写真が撮れる)。もちろんTTL撮影時の露出補正にも対応。
さらにハイスピードシンクロ(1/8000秒)や先幕・後幕シンクロに対応する。ほか、マルチフラッシュ機能により動く被写体をパラパラマンガ的に露光してソレをカメラで多重露光して「ボールがバウンドする軌跡」みたいな写真を(知識があれば)容易に撮れる。
また、Godoxの入門用&安価とかでないストロボには「Godox 2.4GHz Xシステム」という「ストロボを無線連携動作させるしくみ」があることが多い。複数のストロボを自動的にワイヤレスでシンクロさせて多灯でのTTL撮影やマニュアル撮影が行えるというものだが、iT30Proもソレに対応している(マスターでもスレーブでも使える/オフにしてコマンダーとしても使える)。
とまあ、早口で興奮気味な感じで書いてみたが、いや~1万2580円でこんなに使いやすくて機能性もガッツリって、Godoxすげぃ! って感じである。
ちなみにGodox製ストロボの型番の後には、「iT30Pro C」など英大文字1文字が付く。これはTTL動作時の対応カメラメーカー名を示している。たとえばiT30Proの場合は「iT30Pro C」ならキヤノン用、「iT30Pro N」ならニコン用、「iT30Pro S」ならソニー用、「iT30Pro F」なら富士フイルム用、「iT30Pro O」ならオリンパス/パナソニック用となる。ので、「使っているミラーレスに装着してなるべく簡単に(TTL測光で)使いたい」という場合は、ご自分が使用中にカメラにマッチする製品を「型番最後の英字1文字」から選ぼう。
案の定「小さいのでレンズの影が出がち」という問題が生じたが、解決するには?
OM-5とiT30Proを組み合わせて使っていると、案の定って感じの問題が出る。それはストロボ発光部とカメラが近いため、広角レンズで撮影すると被写体に「ストロボ光によるレンズの影」が出てしまうのだ。
ま、物理的に、しょうがない、かな? とか思っていた。でも一応Google検索のAIモード(Gemini)に対処法があるかどうか訊いてみた、ら!!! 「ホットシューライザー」というグッズを使うと解消できる可能性があるとのこと!
ホットシューライザーとは、カメラ上部のホットシューに取り付けるアクセサリーで、ストロボをホットシューの上方に持ち上げるアダプター。フィルムカメラ全盛時代からあったパーツだそうだが、ここ数年でGodoxなどにより再ブレイクしたパーツとなった、とGeminiが言っていた。
ともあれ、じゃあソレ!!! ってコトで早速買ってみた!
なお、ディフューザーは使わなくても大きな問題にならない。「使うと写真全体に光が届いているようになるケースもある」くらいで、まあ好き好きのレベルかもしれない。でも、iT30Proを使うならシューライザーはあったほうが「なにかと好都合」だと思う。
てな感じの「超小さいけど高性能なストロボ」ことGodox iT30Pro。たまにストロボを使いたくなる、けど、サイズも重さも機能性も最小限でいい、いうならゼヒiT30Proをチェックしてみてほしいッ!!!





























