スタパ齋藤のApple野郎
iPhoneから即印刷の楽しさ。衝動買いしたミニプリンター「Kodak Mini 2 Retro」1枚43円の使い勝手
2026年6月24日 00:00
Kodak(コダック)のポータブルフォトプリンター「Kodak Mini 2 Retro(P210R)」を買った。2×3インチ(約5.3×8.6cm)の名刺サイズのカラープリントが得られるスマートフォン向け昇華型プリンターだ。Amazonで用紙付き(本体内8枚+30枚パック)で1万3500円だった。
買った理由は……ちょっと紆余曲折? というかヘンなきっかけがあって。
ハードオフに行ったらKodakのカメラがあったのだ。黄色と黒の目を引くカラーリングで、「K」のマークが入っていて、視界に入った瞬間「あっKodakのカメラだ」とわかった。俺的世代はこの配色ですぐKodakを思い出しがちなのである。写真関連店で「緑」を見たら「あっ富士フイルムだっ!」と思うように、である。
ともあれ、かわいい色と存在感のカメラだったので買ってみようかな……と思ったが……えっコレ、フィルムカメラ? らしい! ムリ無理むり〜今さらあんな面倒なの無理〜! と、大学のゼミとかで何十時間も暗室にこもって何百本ものフィルムと格闘した俺は反射的に拒否ってハードオフを後にしたのであった。
↑がデジタルカメラだったらな〜、とか一瞬思ったが、いや、デジタルカメラであっても「黄色と黒のKodak」ってだけでは買わないのである。そんなコトしてたらこの配色ってだけで何でも買っちゃいそうでヤバい。
と思いつつ「最近のKodakからはナニが出てるのかニャ〜?」と思ってAmazonを彷徨っていて見つけたのが前出のポータブルフォトプリンター。少し調べるとスマートフォン向けの昇華型プリンターであり、マイブーム(ポータブルフォトプリンター)と重なりつつコスト的にも射程距離内というより銃口至近距離だったのでポチッと購入。黄色に赤だとモロに昭和のKodak製フィルムのパッケージなのであり、マイブームを懐古な感じで盛り上げられるので買わざるを得なかったと言えよう。てゅ〜かKodak「Kodak Mini 2 Retro(P210R)」超カワイイんですものぉ〜♪
ただ、Amazonのユーザーレビューの一部にはメンドクサそうな問題が指摘されていて微妙にモヤモヤしたがしかし! モノが届いた瞬間そんなコトは全部忘れたッ!!! だってパッケージからしてニャわいいんですものぉ〜♪
色つきの箱だけで嬉しくなれるブランド、最近そうそうナイっすよね〜。まあ俺とかの世代だけかもしれないが。あーもーパッケージだけでとりあえず軽く満足した〜♪
Kodak Mini 2 Retroはスゲく簡単だがツボは押さえている
Kodak Mini 2 Retroのパッケージが破れないように丁寧に開梱し、本体を取り出して充電してアプリをダウンロードしてiPhoneとBluetooth接続して早速使用開始。専用アプリ「KODAK Photo Printer」を使うが、このアプリについて最初に感じたのは「迷いどころのない簡単さ」である。「そっけないアプリ?」とも思った。
アプリでは、トップ画面でプリントしたい写真を選び、下の「編集&印刷」ボタンでプリントする、だけ。一度使うと迷いどころがないくらい単純明快でスムーズに使える。
ただ、写真の編集機能もあるので、プリントするだけのアプリというわけではない。写真を補正したりフレームを加えたりして遊べたりもする。
といった感じで、簡単に使えつつ、遊べる機能もけっこうあるヨ的なアプリ。また、ユーザーが迷わないような指摘も逐一されるので、「……え? どうすればいいの? 待ってればいい!?」的な、ハードウェアをどう扱うかわからなくなるようなこともないだろう。
そんなアプリを使ってのプリント。写真を選んで、必要ならば編集し、最後に「印刷」ボタンをタップすれば後はプリンター任せで印刷が進む。
だいたい元写真どおりのプリント、たまに少し独特の発色に?
プリント中はアプリ上に「現在どの色をプリントしているか」「ラミネート中」などが表示される。プリンター本体では用紙が出たり入ったりしながらプリントが進み、用紙もアプリ上の表示も同じように発色の変化があるが、「現在どうしている」のがハッキリわかってイイ感じ。なお、1枚の写真の印刷自体は1分弱だが、プリンターへの写真データ転送時間を含むと、1枚の印刷に1分20秒程度かかるようだ。
写真がどんなふうな発色でプリントされるのか? より具体的にお伝えすべく、AI生成画像をKodak Mini 2 Retroでプリントしたものをスキャンし、それをご参考までに掲載してみたい。また、これもご参考までに、Kodak Mini 2 Retroと同じ昇華型印刷方式のポータブルフォトプリンターLiene(ライネン)「Pearl N200 Pro」でプリント・スキャンしたものも添えた。なおAI生成画像はMidjourneyによるもの。
シールにはならない、でもランニングコストは低め
全体的に十分キレイな印刷結果が得られるKodak Mini 2 Retro。たま〜に「この色強くない?」とか「色の偏りが……」ということもあるが、そうなってもまあ許せる範囲という気がする。印刷ボタンのタップから1分20秒程度でこういうプリントが得られるという楽しさの方がずっと大きい。
俺的に残念だったのは、Kodak Mini 2 Retroのプリントはシール用紙でないこと。上記で比べたLiene Pearl N200 Proの用紙はシールになっていて「貼って楽しめる写真」としても使えるので、Kodakのシール非対応はちょっと不満である。
ただ、そのぶんランニングコストには優れている。AmazonではKodak Mini 2 Retro用の用紙が60シート入りで2600円で売られていて、これをもとに計算すると写真1枚が43円となる。なお、30シート入りは3600円で売られていて、60シート入りより1000円も高いので購入時は要注意。
一方で、比較したLiene Pearl N200 Proの用紙は、50枚の直販価格が4280円。なので1枚が85.6円となる。Kodakの倍のランニングコスト……だが、シールになっているので楽しいとも言えよう。
でもまあ、Kodakのほーも「貼りたい場合は両面テープとか使うし!」と割り切ればシール写真として楽しむことは可能。「とにかくたくさんプリントしたい!」という場合はKodak Mini 2 Retroのランニングコストはけっこう大きな魅力だろう。
ほか、AmazonでのKodak Mini 2 Retroユーザーレビューは、一部に酷評が含まれているが、俺が使用中のKodak Mini 2 Retroでは全然問題は起きていない。現在70枚くらいプリントしているが、紙づまりを始めとする問題は一切起きていない。運悪く製品や用紙の初期不良とかに当たってしまった人による評価なのかもしれない。
ともあれポータビリティに優れ、プリントも速く、発色や精細感も良好なKodak Mini 2 Retro。外観もカワイイし、プリントのランニングコストも低いし、なかなか狙い目の製品かもしれない。興味があればぜひジックリとチェックしてみてほしいッ!!!



























