スタパ齋藤のApple野郎

M3 MacBook Airと一緒にSSDをモバイルしたい! シリコン製のケーブルバンドで一件落着!!!

 M3 MacBook Air 13インチを愛用中。モバイルしたり、自宅内で場所を変えて使ったり。マウスや短いケーブルや老眼鏡なんかも同時に使いたいということで、M3 MacBook Air 13インチの天板に貼って使う伸縮性のあるポケット型の小物入れも併用している。

愛用中のM3 MacBook Air 13インチの天板に小物入れを貼っている。サンワサプライの「200-INPK1BK」で、サンワダイレクトで1980円だった。
ポケット部分には伸縮性がある。スポーツ用コンプレッションウェアの生地を2重にしたような感じで、けっこう大きなモノまで入る。
裏側は粘着シートで、これでPCの天板に貼る。貼り剥がし可能だと思われるが、メーカー直販サイトには「一度剥離した本製品を再貼付けすると粘着力が低下する恐れがあります」と注意書きがある。
貼った様子。厚さは3mm。
ケーブル2本、円盤形の小型マウス、SSD、iPhone 15 Pro Maxが収まる。
収めた様子。もうちょっと小物が入りそう。
さらにソフトケース入り老眼鏡も収まった。モバイルでも室内移動でも、よく使う小物をまとめて持ち歩ける。M3 MacBook Air 13インチと合体している小物入れなので、片手で全部持ち歩けて便利だ。
ポケットのサイズは画像のとおり。※画像はサンワダイレクト商品ページから抜粋。

 とても便利な貼るポケット。なの、だが、しかし、ビミョーな違和感っていうかソワソワ感みたいなものを感じ続けている俺。

 この伸縮ポケットにはSSDを入れていることが多い。メインに使っているデスクトップMacのMac StudioとM3 MacBook Air 13インチでデータをやりとりするためのSSDだ。クラウドでやり取りすればいいのだが、SSDなら手っ取り早いし読み書き速度も速いし、ネット接続が不安定/ネット接続不能/クラウド側不調という場合でもファイルを扱えるので、SSDを使うことが多い。

 で、このポケットにSSDを入れていると、まあまず落ちない感じで収まっている。だが、不意にSSDがポケットから出て落としたり紛失する可能性はある。

伸縮ポケットにSSDを入れて携行している。写真のように少しSSDが飛び出した状態でポケットを逆さにしてもSSDは落ちない。ポケットにSSDをスッポリ入れればまず落ちないと思う……のだが、落ちる可能性はある。

 SSDは暗号化しているので紛失しても問題になりにくいものの、紛失したらヤだなー、と。紛失してもバックアップがあるのでファイル消失の被害もそんなに大きくないものの、やっぱりこのポケットからSSDが落ちて紛失したら……と思うとなーんか落ち着かないのである。

なるほど、貼るポケットじゃなくて、貼るポーチか

 そんなところ、貼るポケットではなくて、貼るポーチなるものを発見。KING JIMの「ノートPCに貼り付けるポーチ(PCP10)」だ。

KING JIM「ノートPCに貼り付けるポーチ(PCP10)」はノートPC天板に貼って使うポーチ。メーカー税別価格は2970円。※画像はメーカー商品ページより抜粋。

 前出の貼るポケットと同様に、ノートPCの天板に貼って使う小物入れだが、このポーチはダブルファスナーで開口部を完全に閉じられる。これならポケットよりも小物を落としたり紛失したりする可能性が低そうだ。良さそうな気がしたので購入。Amazonで2162円だった。

ポーチの外寸は約135×180×20mm(閉口時)。ポーチ生地はペラペラで緩衝材などはないので、この外寸に近い内寸となっている。重さは約52g。
裏には粘着シート。ただしメーカーは「一度剥がすと繰り返し使えませんのでご注意ください」としている。
内側にはゴムベルト×2本が縫製されており、そこに小物を固定できる。フタ側にはメッシュのポケットがあり、ポケット中央端を面ファスナーで留められる。
M3 MacBook Air 13インチに貼った様子。ポーチが空の状態ならペッタンコに潰れるので、「ポーチを貼ったからノートPCの厚みが増した」という印象は少ない。2個まで貼れる。
よく使う小物を入れてみる。前出のポケットより余裕をもって収められたという感じ。
ファスナーを閉じた状態。中身がこぼれ出ることはまずないと思われる。ダブルファスナーで安心感があるわ〜♪

 使った感じは、小物をポーチのなかでうまく固定しないと傾向時に小物がガチャガチャする感じはあるが、それ以外は便利。伸縮式ポケットへの出し入れよりも、大開口ポーチへの出し入れのほうが手っ取り早い感じもする。

 ……なのだが、まだ微妙に落ち着かない。これでもSSD落としたりする……かも……しれない、みたいな?

SSDをリード付きにしてポーチに紐付けちゃえ!

 このポーチを使っても、なんかこー、俺の不注意でSSDを落としたり紛失したりするような気がしなくもない、のである。モバイルして帰宅してポーチを開いたら「あれ? SSDが……ない!!!」みたいな?

 やっぱりSSDにストラップとかを装着してポーチにくくりつけて……と思ったら、このSSDにはストラップホール的なものはナイのであった。じゃあ手持ちの他のSSDを……と思って見てみたら、ストラップホールがあるSSDなんて1個も持っていナーイ!

 どうしましょ? あ、スマートフォンにストラップホールを後付けするグッズがあった。アレの粘着タイプを使えば、SSDにストラップホールを後付けできるニャ〜。

これはSHANSHUIブランド品でAmazonにて2枚799円で売られている「スマートフォンケースなどに貼ってストラップホールを後付けするグッズ」だ。
スマートフォンやケースに貼り、スマートフォンをケースで挟んだ状態で使う。

 これをSSDに貼って……と思ったが、貼ると剥がすの面倒だし……違うSSDを持ち出すときにまた貼るのも……。とか思ってほかの方法を模索。

 結局、シリコン製のケーブルバンドがちょうどいいことがわかり、ソレを使うことに。ケーブルバンドはMOTTERU「MOTTERU (モッテル) ソフトタッチ ケーブルバンド sofumo シリコン」という製品。最初「結束バンドでSSDに落下防止のリード的なものを固定しちゃおう」と思ったが、「あんまり頑丈ではなさそうなSSDに結束バンドをギュッと巻くのもなぁ」と思い、ケーブルバンドにしてみた。

ケーブルをまとめるのに便利なMOTTERU「MOTTERU (モッテル) ソフトタッチ ケーブルバンド sofumo シリコン」。これでSSDに紛失防止リード的なものをつなげられる取っ掛かりを作る。
作ると言っても、シリコンのケーブルバンドでSSDを巻いただけだが。
これに落下防止のリード的なものを装着。鍵とかの紛失防止グッズですな。
ポーチのファスナー引き手に落下防止リードの端を接続。
落下防止リードは伸縮するので、ファスナーの引き手につないだままM3 MacBook Air 13インチにSSDを接続できる。……まあ写真の状態だと落下防止リードが十分長いので伸びていないが。

 これならSSDの落下・紛失の可能性がヒッジョーに低い! これでモバイルしてゆきたい! 落下防止リードが切れちゃったりする可能性もあるが、モバイルにおけるSSD落下・紛失の落ち着かなさは、これにて一件落着としてゆきたいッ!!!

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。