スタパ齋藤のApple野郎
「beak」という貼り付け型スマートフォンスタンドが超秀逸な件
2022年11月2日 00:00
俺の悩みが「beak」でズギャッと解消されたゼ!!!
iPhone 14 Pro Maxを購入・使用中の俺。お値段的にかなりの高級端末なので液晶保護ガラスやケースできっちり保護している。ケースとしては“ほぼ裸ケース”の類を使用中。↓こんなの。
ほぼ裸ケースとして俺的に結局落ち着いたのはmemumiブランド品。iPhone 14 Pro Max用としては、memumiの極薄(0.3mm)ケース・アップグレード版を使っている。Amazonで1699円。
ちなみに、iPhone 14 Pro Max購入時に速攻でmemumiの極薄(0.3mm)ケースを買ったが、そのケースが初期不良っぽくて、iPhoneのカメラ部とケースが密着せず少し浮いた状態だった。でもその浮きが僅かだったので1週間くらい気づかなかった。そして「あっ浮いてる! ケースがiPhoneのサイズと微妙に違う!」と思って商品ページを見たら既に在庫切れとなっており外国人が「レンズのところフィットしない」的な文句を言っており……みたいなことがあった。
その後わりと速攻でアップグレード版ケースが発売された。「コレって……カメラ部フィットしない問題を解消したケースだな」とか思ってアップグレード版に買い替えたという次第。そしたら完璧にフィットした。
と、そこまでこだわってmemumiの極薄(0.3mm)ケースを求めるのは、使い心地が非常にイイからだ。iPhoneのサイズや外観や色をあまり損ねないし、さらりとした手触りはベタつきにくく汚れにくい。衝撃からの保護性能はぜんぜんないケースだが、傷防止には効果的。衝撃からの保護性能が欲しいときは別のケースに入れ替えて使っている。
非常に気に入って使っているmemumi極薄ケースだが、微妙な使いにくさもある。ひとつは若干滑りやすいこと。TPU製ケースなどにある滑り止め感はなく、少し注意しないと手から滑り落ちそうになることも。なので、カメラ使用時は両手でiPhoneを持ったりしている。片手操作だと「落としちゃうかも」的な不安がすこ〜し付きまとうのだ。
もうひとつ、この極薄ケースを着けているとMagSafeで吸着するアクセサリー類が外れやすいこと。たとえばMagSafeで吸着するスタンドやグリップの類は、マグネット吸着の強さが心許ない。実際、スタンド類は不意に外れたりすることがある。
memumi極薄ケース、非常に気に入っているんだが、上記のような微妙な残念感がなぁ……。ちょっとした俺的悩みなのであった。
だがしかし!!! Human Naturesの「beak(ビーク)」という貼り付け型スタンドを使ったら、上記の悩みが完全に解消された。さらには新たな撮影スタイルも可能になった。スゲぃゼ、beak。
滑らず落とさず、マグネットで吸着する!
beakはスマートフォンの背面に貼り付けて使うスマートフォンスタンドだ。通常時はスマートフォン背面に折りたたんでおけて、使用時は立体的に起こすことでスタンドになったり、穴に指を通せるグリップになったりする。
beakと似た構造のスタンドとしてはMOFTが有名だ。しかし、俺的印象ではMOFTよりもbeakのほうが汎用性が高く使いやすいと感じられた。というのは、beakにはマグネットが仕込まれていて、スチール類に吸着するからだ。冷蔵庫やスチールラックやユニットバスの壁にiPhoneを貼る、みたいなことができる。
beakを貼ると、スマートフォンが自立するようになり、指を通して落下防止グリップとなり、さらにスチール面にマグネット吸着できるようになる。また、beakを折りたたんだ状態でもスマートフォン背面に若干の取っ掛かりができるので、滑りにくくなりホールド性が高まる。
あらまぁ〜、利便多々。実際、自立したり落下防止できたりするのはたびたび便利。スチール面にマグネット吸着させて使えるのは、ときどきではあるがこれも便利だ。
ただしbeakを貼るとワイヤレス充電(MagSafe充電やQi充電)はできなくなる。beakを貼ったケースごと外してワイヤレス充電するか、端末に貼ったbeakを都度剥がすか、という一手間が必要になる。まあ素直にケーブル接続で充電すればいいのだが。
撮影グッズとしてスゲく好都合♪
beakを貼ったiPhone 14 Pro Maxで写真を撮ってみたら、軽い衝撃を受けた俺。「そりゃそうでしょ」的な再発見ではあるのだが、beakとかリングとかを端末背面にセットすると、余裕を持って安心しつつ片手撮りが可能になるのだ。
これまでこういうグリップ的なものは使ってはいた。のだが、MagSafeタイプのグリップだと、前述のとおりmemumi極薄ケース越しだと不意に外れやすいので、結局あまり使わなくなった。高級端末落とすのヤだし。端末を挟むタイプのグリップは、連続して撮影するようなときに使っている。
だが、そういったグリップよりもbeakが便利だと感じられる。不使用時は折りたたんで薄くしておけるし、展開して穴に指を通せば安定的に片手撮りができる。端末からまず剥がれるようなことはなく、グリップとしての安心感もしっかりある。
さらに、付属のアタッチメントを使うと、ガラス越しの撮影とかがお手軽になる。付属アタッチメントは、マグネットが吸着しない素材の壁などに一時的に貼り、beak付きスマートフォンを吸着させるためのもの。これを使えば窓ガラスにスマートフォンを一時的に吸着させることができる。
窓にスマートフォンをセットできると、夜景をブレずに撮れたり、三脚などを使わずにタイムラプス撮影が可能になったりする。アタッチメントを使わずとも、たとえばスチールの柱などにbeak付きスマートフォンを吸着・固定できるようになるので、三脚不用となる状況は意外に多いかもしれない。
スマートフォンが自立するようになり、滑りにくくなり、片手操作も安定的にできるようになり、窓ガラスや鉄柱に固定しての撮影も可能になるbeak。非常に汎用性が高い“グリップスタンド”なので、興味のある方はぜひチェックしてみてほしい。