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Googleフォトの “話しかけるだけ” の編集機能を使ってみました

 スペイン・バルセロナで開催されたMWCを取材した後、小旅行を楽しんできました。バスク地方のビルバオとサン・セバスティアンを回ったのですが、あいにくの天気で、映える写真はなかなか撮れず……。そんなときこそ「Googleフォト」で編集! と思い、「フォト」アプリを起動し、「編集」をタップすると、編集メニューが変わっていることを発見。以前はなかった「編集サポート」という項目が追加されていました。どうやら1月28日から順次提供された「話しかけるだけで写真編集ができる」っていう機能のようです。

 その「編集サポート」をタップして、プロンプトを話しかけるか入力するだけで、生成AIが写真を編集してくれるんです。たとえば、空を青くしたい場合、以前は「編集マジック」を起動してから、編集したい場所を指定して、空の色を変える必要がありましたが、今は「青空にして」と話すだけでOK! 映り込んだ邪魔なものを消すには「ツール」→「消しゴムマジック」を選択する必要があったはずですが、「人を消して」などと話すだけで、きれいに消し去ってくれるわけです。

編集したい写真を表示させて「編集」→「編集サポート」に進み、声かテキストで指示を入力するだけで、思い通りの編集ができる。なお、動画は未対応
「消しゴムマジック」を起動せずとも、不要なものを消去できる。さまざまな編集を続けて行えるのも魅力

 写真の構図にもよるようですが、写真に新たなものを追加することもできました。筆者は「手前にビーグルを歩かせて」と話して、愛犬がそこにいるかのような1枚に変えることができました。

写真に新しい要素を追加することもできた

 いろいろ試してみて、一番便利かも……と思ったのは、人物の顔にサングラスをかけたり、笑顔にしたりできること。インスタにアップしたいが顔は隠したいというときに重宝すること請け合いで、構図はいいけど表情がイマイチという写真も素早く補正できるわけです。さらに、「夏服に変えて」と指示して、着替えることもできました。もはや、まったく原型がわからない写真に変えてしまうこともできるわけです。

人物にサングラスをかけて、自然に顔を隠せるのは便利
着ている服を変えることも可能。「ピンクのシャツ」など具体的な指示を出してもOK!
やりすぎると原型をとどめない写真になってしまうので注意が必要

 筆者は、昨年の後半あたりから「Chrome」で検索することが少なくなって、知りたいことは「Gemini」に聞くことが多くなりました。この「編集サポート」もGeminiを用いた機能で、これから、ほとんどの操作がGeminiでできるようになるのかも……と思ったりもしています。実際、MWCでは、ZTEがAIアシスタントだけで操作が完結するスマホを出展し、注目を集めていました。

ZTEは“AI-Native Phone”と謳う「nubia M153」というモデルを出展していた。AIの進化によって、スマホの操作はタップではなく音声がメインになっていくかもしれないと感じた

 Googleフォトの “話しかけるだけ編集” は簡単で楽しく、ついつい没頭してしまいました。ですが、AIによる補正が当たり前になっていくのも、なんだか寂しいなぁと。あらためて、曇り空の殺風景な写真を見て、これはこれでいいんだよなぁ……なんて矛盾も感じました。ちなみに、この機能、まだiPhoneでは使えないようでした。