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使い方を変えていないのに「ギガが足らなくなる」、iPhoneの設定で原因を調べる

 巷では、iPhoneのストレージを整理するライフハックが話題になっていますが(起動しなくなるいわゆる“文鎮化”する報告もあります)、一方で年々増加傾向にあるモバイル通信のデータ容量も気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 筆者も、「iPhoneの使い方をそこまで変えていないのに、データ通信量だけやたら増えるようになった」と少し前から思うようになりました。外出先で動画はあまり見ず、電車での移動中ももっぱら音楽プレイヤーとSNSやWebサイトの閲覧に充てている筆者ですが、これまで月のデータ容量が10GBもあれば十分だったものが、月末になると使い切るようになってきました。

 一体何が原因なんだろうと、iPhoneの設定画面から調べてみました。

データ通信の使用状況

 iPhoneでは、データ通信の使用状況をSIMごとに確認できます。Androidのように「一定期間ごとに統計を取ってくれる」というものではなく、自動車のトリップメーターのような形なので、リセットしなければ加算され続けてしまうこともあり、これまであまり参考にしていませんでした。

 ただ、アプリごとの使用状況をチェックできるため、一度リセットしてしばらく動かしてみることに(期間ごとに計測できるアプリもありますが、めんどうで……)。しばらく動かしてみると、リセットしてからその期間までにアプリごとにどれだけデータ通信をしたのかがはっきりわかります。

設定アプリの「モバイル通信」の設定画面から、通信状況を確認できます。参考にする際は、下にある「統計情報をリセット」してから計ると正確な情報を確認できます

 たとえば、YouTubeやSpotifyなどストリーミングサービスのアプリは、コンテンツのデータ容量が大きいので、それだけ多く通信します。筆者の場合は、やはりブラウザアプリやSNSアプリが多かったのですが、一番多く通信していたアプリが、某SNSアプリでした。アプリの名誉のために名前は明かしませんが、普段よく使っているSNSアプリよりもかなり多く通信しており、これが明らかにデータ容量を消費していることがわかりました。

 最近のSNSは、ユーザーがフォローしている投稿よりも、ユーザーの興味を分析した、“おすすめ投稿”をよく表示しがちで、動画の投稿であることも多いです。筆者が興味がなく飛ばしても、投稿が読み込まれるため、結局、通信量が多くなってしまっている、ということが考えられます。広告も最近は動画が多くなってきています。

乱暴な対策

 一部のSNSアプリでは、データ通信量を減らす設定があります。こちらを設定するのも効果的ですが、アプリによっては知らず知らずのうちに設定が変わってしまっていたり、広告は対象外だったりすることもあり、効果が出にくいこともあります。

 筆者は、幸い原因だったアプリをそこまで使っていなかったので、アプリのデータ通信自体を切ってしまうことにしました。iPhoneの「モバイルデータ通信の使用状況」の画面では、アプリごとにデータ通信のオン/オフを切り替えられます。対象のアプリのデータ通信をオフにしてみると、その分の通信がそもそもされなくなるので、データ容量の節約につながるのです。

 データ通信をオフにすると、そのアプリはWi-Fi接続時のみオンラインで利用できるようになります。家や職場での利用体験は変わらないので、このまま継続してみることにしました。

原因と思われるアプリのデータ通信をオフに

 根本的な解決は「通信プランのデータ容量を上げること」で、筆者も先述の設定をするまではデータ容量を上げて対策してきました。しかしながら、プランを変更しづらかったり、月途中にデータ容量を使い切ってしまいそうだったりする場合は、手元の端末で使える対策として一考の価値はあるのではないでしょうか。また、普段は大容量、無制限プランを契約しているけど、海外旅行で容量が少ないSIMを利用する、といった一時的な場合にも有効です。

 ちなみに筆者は、増やしたデータ容量を持て余し、毎月データ容量を繰り越すようになっています。プラン容量を減らすことも考えますが、「月末に使い切ってデータ容量を買い足す手間を考えたら……」と結局少し多めのプランに落ち着きつつあります。

結構データ容量を持て余すかもしれません