みんなのケータイ

24カ月使い続けた「Galaxy S23 Ultra」との別れ、売れなさそうな歌謡歌手の爆誕
【Galaxy S23 Ultra】
2025年10月27日 00:00
Sペンは非常に便利だ。ロック解除していない状態でも本体からスッと取り出して、すぐさまGalaxy Noteアプリに書き込める。そのため、Sペンの使えるGalaxyを好んで使ってきたが、ついにお別れすることにした。
その理由はいくつかある。au「スマホトクするプログラム」で入手したGalaxy S23 Ultra支払いの24カ月目が到来してしまったこと、また次の候補だったGalaxy S25 UltraのSペンでBluetooth機能が廃止されてしまったこと、最後はメモを取るのに最近では「iFLYTEK AINOTE Air2」という録音/文字起こし/手書きノートの1台3役のデバイスを使っていることからペンにこだわる必要がなくなったことなどだ。
Bluetoothが使えないくらいで切り捨てるのか」と思わなくもないが、リモートシャッターとしても重宝していたので、その機能がなくなるのであれば、前述のAI手書きノートで事足りるよなぁと考えるようになったのだ。
そんなわけで、スマホトクするプログラム延長25回目の支払い開始期間になる前に、Galaxy S23 Ultraを返却することにした。
なお、以前であればGoogleスプレッドシートにどの端末をいつ購入して、いつ返却すれば良いのかといった情報をリスト的に記載していたのだが、キャリアが用意している「My au」アプリで利用開始から何カ月目なのかすぐにわかるようになったし、アプリ内のリンクですぐに外部サイトに飛んで詳細を確認できるようになった(単に自分がその能力を獲得できた)ので、やめることにした。紙の書類を取っておく必要もないので、実に快適だ。
返却時期を知るには、まずMy auアプリで今月の請求額のところまでスクロールをし、「内訳」をタップする。「内訳」ページをスクロールしていくと「より詳細な内訳を確認する」という項目がある。これをタップするとWebブラウザへ飛ばされる。もちろんau IDにログインし直さなければならない。せっかくアプリがあるのに意味がない。なぜアプリだけで完結できないのか。
外部サイトの「au機器代金/その他商品代金」の「▽(詳細)」をタップするとようやく延長戦に入る時期を確認できるようになる。「11月までにお手続きがない場合」延長戦に入るらしいので、ギリギリセーフといったところか。
後は、「端末返却のみで特典を利用したい場合はこちら」をタップして指示通りに進めていくだけである。
申し込みが完了すると、「旧機種の回収キット発送」連絡がSMSで届く。なお、買い替えの場合は「撮影による本人確認」(eKYC)にするかしないかを選べるが、今回のように機種の返却のみの場合は、強制的に本人限定受取郵便での受け取りとなる。
まだ、回収キットは届いていないが、届いたら8日以内、または翌月25日までに返却しなければならない。そしてそれまでに新しいGalaxyを購入していないと、データの引っ越しを行えない。つまり、「いつ新しいのを買おうかなぁ」ではなく「今買わないと詰む」状態になったのである。年末の物入り時でなくて助かったと考えることにしよう。
さて、そんなGalaxyだが、ソフトバンク回線で利用中の筆者所有のGalaxy S25には、先日アップデートが適用され、Androidは16に、One UIは8になった。
何が変わったかと言われれば、主にAI周りの機能強化が図られたようだが、日本限定でポートレートスタジオ機能に「アイドル」エフェクトが登場したという。
「これでわたしもアイドルにっ……?」とソワソワしつつ、試すことにした。変身願望というやつだ。
なお、One UI 7ではポートレートスタジオ機能にあったエフェクトは「コミック」「3Dアニメ」「水彩画」「スケッチ」だけであった。試したところ、どれも自分の顔のディテールをそこはかとなく残しながら、ちょっと若返っている。
旧エフェクトでこれだけ盛れるのなら、アイドルエフェクトならどれだけ盛れるのか。ワクワクしながら試したところ。そこに表示されていたのは売れない歌謡曲歌手であった。リアルに寄せているところが世知辛い。
Galaxy S22シリーズは11月下旬、Galaxy S23シリーズは11月上旬に、順次アップデートできるようになる。対象機種ユーザーであればぜひとも試してもらいたい。









