みんなのケータイ

僕は「Apple CarPlay」 ではなく「Android Auto」派です
Google Pixel 9 Pro
2025年6月19日 00:00
昨年10月に車を買いました。東京から神奈川の “車があったほうがいいなぁ” という環境に引っ越したためです。大学生の頃に運転免許を取ったものの、これまでにマイカーを所有したことがなく、車の運転は20~30代の頃に少し経験がある程度。
なので、ペーパードライバー講習というものを受けて、ビギナーでも乗りやすそうな車を選びました。購入したのはダイハツのタフトという軽自動車です。
購入の際に迷ったのはカーナビをどうするか? ということ。スマホがカーナビの代わりになることは知っていましたが、カーナビ専用機(というのかどうかも知らないが)と比べてどうなの? ということはわからず……。
とりあえず、標準搭載されているディスプレイが「Apple CarPlay」 や「Android Auto」に対応していたので、まずはスマホをつなげて使ってみることにしました。
実際に使ってみると、何もかもが簡単すぎて驚きました。iPhoneでもAndroidでも初期設定は要らず、USBケーブルでつなげるだけ。それだけで、車のディスプレイで操作できるようになるんですね。
しかも、音声操作にも対応しています(※スマホ側の設定によっては、何かしらの設定変更などが必要になるかもしれません)。
Apple CarPlay、Android Autoのどちらも使い勝手に差はないと思いましたが、筆者はGoogle Pixel 9 ProをつないでAndroid Autoを使っています。普段から「Googleマップ」で経路を検索し、「YouTube Music」で音楽を聴いているので、スマホと同じ感覚で利用できるのが魅力。
iPhone 16 ProをつないでApple CarPlayを起動すると、デフォルトではアップルの「マップ」が起動します。アプリ一覧画面を表示させて「Googleマップ」を選択することもできますが、そのひと手間が気になった次第。
また、iPhone 16 Proは仕事にも使うメイン端末なので、なるべくバッテリーを減らしたくないというのも理由です。
初めての道を走る前に、スマホで道順を確認しておけば、車に接続してAndroid Autoを起動すると、すぐに目的地を設定できるのも便利。音楽もスマホで作成したプレイリストを「OK Google」で呼び出すことができます。
筆者が運転免許を取った当時(1980年代)は、まだカーナビを搭載していない車が多く、大きな道路地図を常備していたと記憶しています。音楽はCDで聴いていたのかな? ETCもなかったです。久しぶりに運転して、自動車がものすごく進化していることに驚きました。
筆者が乗っているのは安い軽自動車ですが、ボタンを押すだけでエンジンがかかり、ヘッドライトは自動で点灯し、サイドブレーキは自動でかかる。車庫入れの際はモニターに映る画像で確認できます。こういうこと、今や常識なんですよね? おそらく、EVはもっと便利なのでしょうね。
先月末、沖縄に行く機会があり、レンタカーを借りてドライブを楽しみました。マイカーと同じようにスマホをつなげてAndroid Autoを使おうと思ったのですが、あいにく借りた車はAndroid AutoにもApple CarPlayにも対応していませんでした。
まだ、すべての車種が対応しているわけではないんですね。仕方なく、車載のカーナビを使いましたが、見慣れない地図画面や、聞き慣れない音声ガイドには違和感があるものですね。途中からGoogle Pixel 9 Proをスタンドに立てて、「マップ」のナビゲーションを起動しました。
今後、レンタカーを利用する際は、事前にAndroid Autoの対応の有無をしっかり確認しようと思います。