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Apple Watchの2本運用をやめてApple Watch Ultra 2を買った理由
2024年11月22日 00:00
筆者はApple Watchを2本使っています。使い分けについては過去にもこのコーナーで紹介したことがありますが、現行型を日中に、旧型は就寝時にと、2本のApple Watchを使い分け、充電中にApple Watchを身につけていない状態をゼロにする使い方を行っています。
「Apple Watchのおかげで命が助かりました」的なエピソードは筆者の身近なところでも何人かから聞いており、また筆者自身も数年前に患った病気のこともあり、Apple Watchは常に身につけておきたいと考えて、この2本運用がいい感じだなと思っています。
また、この運用に行き着いた一番の理由は「Apple Watchの充電が遅いから」です。
以前のApple Watchはバッテリーが空の状態から100%まで充電するのに結構な時間がかかりました。1本しか持っていなかった頃は充電を始めるとそのまま身につけることを忘れてしまうことも多々ありました。
2本運用であれば1本を充電している最中にもう1本を身につければいいですし、それを充電する際にApple Watchを入れ替えるのでまず身につけ忘れることがありません。
が、この2本運用を今回やめることにしました。
完全に見た目に惚れてしまった「Apple Watch Ultra 2」の新色のブラックと、ブラックチタニウムミラネーゼループを購入したことがキッカケです。
元々周りのApple Watch Ultraユーザーから「すごくバッテリー持ちがいい」と聞いていて、充電の頻度が従来のApple Watchよりも少なく済むのは羨ましく、いつか買おうと思っていたところ好みのカラーのモデルが出たので買い替えました。
また、「高速充電に対応しているApple Watch、高速充電に対応した充電ケーブルを使うとあっという間に充電ができる」と聞き、実際に高速充電を使ってみると筆者が不満に思っていたApple Watchの充電の遅さも解消されました。
今まではApple Watchの充電器に、iPhoneやワイヤレスイヤホンとまとめて充電が行えるBelkinの3in1ワイヤレス充電器を使っていたのですが、これがApple Watchの高速充電に対応していなかったんですよね。
ただ、「1箇所でまとめて充電できる」という利便性と見た目の良さは捨てがたく、Apple Watchに付属してくる充電ケーブルをデスクの一角に遊ばせておく見た目の悪さも嫌でしたし、高速充電に対応したサードパーティ製の充電器にもイマイチ好みのものもなく……。
これも高速充電に対応したApple Watchの充電ケーブルを、サードパーティ製のスタンドに組み合わせて見た目をよくしたら不満は解消できました。
Apple Watch Ultra 2ですが、使い方にもよるもののだいたいバッテリーは1日半から2日ほど持ちます。
充電も空っぽに近い状態から1時間で80%くらいまで充電できますし、80%~100%の状態から次に充電を行うまで2日近くバッテリーが持つので充電のストレスがほとんどありません。
もちろん充電のためにApple Watchを身につけていない時間が出てしまうのは2本運用と比べでデメリットですが、1時間くらいだったら夕飯の支度をしたり入浴をしたりと時間のかかる家事などを済ませているうちに充電が終わります。
また余談ですが「Pokemon Sleep」がiPhoneのヘルスケアの睡眠記録と同期できるようになったことでApple Watchを身につけて寝なくては! という義務感が生じているので、充電のために外したApple Watchを身につけ忘れることもなくなりました。
筆者はApple Watch Ultra 2という、ある意味「力ずく」な方法でApple Watchの充電への不満を解決したわけですが、それを差し引いても高速充電に対応しているApple Watchは、高速充電に対応した充電器と使うだけでかなり電池周りの不満が解決できます。
もしApple Watchの充電に不満を感じている人がいれば、高速充電できる環境を整えてみる不満解消できるかもしれません。
それにしてもApple Watch Ultra 2のブラック、かっこいいなぁ。