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「Xiaomi 14T」や電気自動車も展示、クアラルンプールのシャオミポップアップを見てきた

 日本でも発売されたライカカメラ搭載のハイエンドモデル「Xiaomi 14T」シリーズはグローバル市場でもシャオミのこの冬のイチオシモデルとしてさまざまなプロモーションが行われています。マレーシアの首都、クアラルンプールでは観光ととしても有名なペトロナスツインタワーのショッピングモール「KLCC」でポップアップイベントが開催。様子を見てきました。

KLCCで開催されたXiaomi 14Tポップアップイベント

 イベントの中心は、もちろんXiaomi 14T。展示機はXiaomi 14T Proが大半を占め、AI機能の実演や専用の暗室を使っての夜間ポートレート撮影体験などが行われました。Xiaomi 14Tシリーズのキャッチコピーは「Master light、 capture night」。カメラ性能の中でも特に暗所撮影性能が強化されています。

Xiaomi 14T Proのデモに多くの人が集まる

 Xiaomi 14Tは特徴的な背面仕上げのグリーンモデル(Lemon Green)を展示。価格がだいぶ安いこともありこちらのモデルも人気です。マレーシアでの価格はメモリ構成が12GB+512GBのモデルで、Xiaomi 14Tが1899リンギット(約6万6000円)、Xiaomi 14T Proが2599リンギット(約9万円)です。

 なお日本モデルとは異なりFeliCaは搭載していません。

 スマートフォンはほかにも、Xiaomi 14Tと合わせて発売になったシャオミ初のフリップ型モデル「Xiaomi MIX Flip」も展示。マレーシアでフリップスタイルのモデルは、ほかにサムスン製品など数がまだ少なくこちらも人気でした。デザインにフォーカスしているだけではなく4.01インチの大型の外画面や、ライカカメラを搭載するなど実用性も高いモデルです。

マレーシアでも発売になったXiaomi MIX Flip

 また、家電製品も最新モデルを多数展示。もちろんシャオミのスマートフォンとの連携もデモされました。Xiaomi 14Tを購入したらシャオミのスマート家電も揃えると便利ですよ、というプロモーションができるのもシャオミの強みです。

スマート家電も展示

 さてブースの中央に展示してあったのは、シャオミ初のEV「SU7」です。おそらくマレーシアには初上陸のようで、ポップアップイベントに訪れた来場者の大半が記念撮影を行っていました。シャオミのブランド力はマレーシアでも年々高まっており、そのシャオミの自動車ということで多くの人が注目していたのです。但しマレーシアでの販売予定はありません。

ポップアップイベントのもう1つの注目はSU7

 車内への試乗体験も可能でしたが、大行列ができていました。車内に入れる時間は、“1人2分だけ”という人気ぶりです。

 また抽選でSU7の1/18サイズの模型がプレゼントされるとのこと。日本の渋谷PARCOで開催中のポップアップストアで展示されているものと同じものです。

車内ではHyperOSの機能なども試すことができた

 クアラルンプールの中心とも言える場所で行われたポップアップイベント、訪問したのは水曜日の夜でしたがかなりの来客で賑わっていました。おそらく週末は、かなりの混雑になるのでしょう。マレーシアでのシャオミ人気を体感することのできるイベントでもありました。

KLCCのメインスペースを使ったイベントだった

 今回の開催期間は、10月16日~20日の5日間でした。日本でもぜひSU7を含めた海外製品の展示イベントを行ってほしいものです。

夜のペトロナスツインタワー