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Google アシスタントのスマート家電操作やリマインダーも使えたGemini

 [前回]から楽しみにしていたPixel 9 Pro Foldが、ついに正式に発表されました。

 気になっていた本体サイズの横幅は折りたたんだ状態で77.1mmと、スタンダードモデルであるPixel 9の72mmよりも広く、細長すぎるのではという心配は杞憂に終わりました。

Pixel 9 Pro Fold
※Googleリリースの画像です

 また、一番の注目ポイントだった価格も、前モデルPixel Foldの下取りが破格の10万円、さらにストアクレジットが5万7700円つくため、実質9万9800円と10万円を切る価格に。

 気になるポイントがすべてクリアしていたため、発表日にすかさず予約、いまのところ発売日の9月4日には届きそうです。

 そして、Pixel 9 Pro Foldを含むPixel 9シリーズの特徴といえば、Googleの生成AI「Gemini」との連携で、Pixel 9 Pro Foldは上位プランであるGemini Advancedも半年無料で使える特典がついてきます。

 筆者の場合、自宅のスマート家電操作のためにGoogle アシスタントを愛用しているのでGeminiを使う気になれなかったのですが、せっかくGeminiが売りのPixel 9 Pro Foldを使うならGeminiを使ってみよう、家電の操作は家にあるPixel TabletやNest Hubを使えばいいかと思い、事前練習とばかりに今使っているPixel FoldのGoogle アシスタントをGeminiに切り換えてみました。

 実際にGeminiを使って知ったのは、Gemini経由でもGoogle アシスタントを経由してスマート家電の操作ができること。

 「電気を消して」「エアコンをつけて」といったフレーズはもちろん、「行ってきます」で自宅の電気をすべて消すといった自作のルーティンもちゃんと動きます。

 しかも、発話してから実際に家電を操作するまでのレスポンスもGoogle アシスタントより早く、むしろ使い勝手は良くなりました。

Geminiからの音声操作で照明を操作

また、Google アシスタントで一番愛用していたリマインダー機能は、最初Pixel Watchからだとうまく設定できずに対応していないのかな、と思っていたのですが、本体でリマインダーをかけたところ、拡張機能をオンにするようガイドが表示され、リンク先でGoogle Workspaceをオンにしたところ、無事にリマインダーも使えるようになりました。

初回利用時は拡張機能をオンにするガイドが表示
リンク先でGoogle Workspaceの拡張機能をオン
リマインダーが無事に動作

 これまた杞憂だったスマート家電の操作も問題なくクリア、すでにケースやフィルムも購入済みで、あとは本体が届くのを待つのみ。

 次回はきっとPixel 9 Pro Foldを1カ月近く使った感想をお届けすることになると思います。