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出張目前でまさかの名刺切れ! だが「緊急名刺」でなんとか乗り切った
2024年9月3日 00:00
デジタル化が進んだ昨今でも、ビジネスで欠かせない唯一の紙というべき名刺。名刺がなくなってしまうと仕事で挨拶をする際に「名刺を切らしいておりまして……」と伝えざるを得ず、気まずい思いをしてしまったという人も多いことでしょう。
それだけに筆者は名刺をなるべく多めに持ち歩いているのですが、それでもなくなる時はなくなるもの。
実際某日、取材に出かけたところ想定以上に多くの人と挨拶をすることととなり、結果名刺がほとんどなくなってしまいました。
しかもその日はタイミング悪く出張で遠方に行くことになっていたため、自宅に戻って名刺を補充することもできません。
次の日には取材先で挨拶する必要があることから、せめて数枚でいいから名刺が欲しいのですが、国内とはいえ初めて行く土地で、名刺屋さんを探して当日中に印刷してもうというのは、相当ハードルが高いです。
そこで何かいい方法はないものか……と調べてみたところ、「緊急名刺」というiOS用のアプリが見つかりました。
これはまさに緊急で名刺を作成するアプリで、名刺を撮影してコンビニエンスストアのマルチコピー機で印刷することで、名刺を作成できるというものです。
コンビニエンスストアは全国にあるのでうまいこと考えたな……と思いながら、早速使ってみることに。
使い方はそれほど難しいことはなく、名刺をアプリを使ってカメラで撮影するだけです。
撮影した内容が名刺の品質に影響することもあって、納得がいくまで連続で撮影できる仕組みが用意されているのが特徴的です。
撮影が終わったらデータを保存してコンビニエンスストアに向かい、コンビニエンスストアによって表示されたQRコードを読み取るか、あるいは専用のコードを入力します。
するとはがき用紙に名刺が2枚ほど印刷されるので、後はこれをカッターやハサミなどで切れば名刺に早変わり、という訳です。
厚みのあるはがき用紙を用いることから紙質は名刺に近いのですが、一方で料金は名刺2枚で200円と、決して安くはありません。
それでも緊急事態ということで、この時ははがき2枚分、計400円を支払って4枚分の名刺を入手。
ベースにした1枚を加えて5枚の名刺を確保し、なんとか出張中の挨拶もやり過ごすことができました。
が、実は名刺代より高くついたものがありまして、それは名刺を切るため、コンビニエンスストアで購入したハサミの代金(約700円)。
合わせて1000円も超えてしまうというのは想定しておらず、緊急事態とはいえ、結構痛い出費となってしまいまいた。
皆さんも名刺切れにはくれぐれもご注意を……。