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使ってみたら便利だった! iPhone 15 Proのアクションボタン

【iPhone 15 Pro】

 iPhone 15 Proから搭載された「アクションボタン」。みなさんはどう使っていますか? 僕は「拡大鏡」や「フラッシュライト」に設定して使っています。

 アクションボタンは従来の「着信/サイレントスイッチ」に代わって搭載されたボタンです。iPhone 15 Proを購入した際は、従来通り、消音のために使うのが最も便利で、他の機能を割り当てるメリットは感じてなかったんですよ。

アクションボタンは左側面の上に搭載。従来のサイレントスイッチから置き換わった形だ

 ですが、しばらく使っているうちに「拡大鏡」を素早く起動できると便利かも……と思った次第。筆者はもともと近視で、それに老眼が加わり、最近、小さな文字が読みづらくなってきています。頻繁に困るわけではありませんが、細かい文字の説明書きを読むときや、メルカリに出品したい製品に小さく記された型番を確認したいときなどが週に1~2回程度あったりします。

 今まではスマホのカメラで撮影して拡大して見たりしていましたが、「拡大鏡」を起動したほうが早いのではないかと。iPhoneのデフォルトでは「拡大鏡」アプリは「ユーティリティ」のフォルダに収まっていて、起動に若干手間がかかるんですよね。かと言って、ホーム画面のトップに置くほど頻繁に使うわけでもなく……。

 というわけで、アクションボタンに「拡大鏡」を設定すると、さっとルーペを取り出すような感覚で使えて重宝しています。

「設定」→「アクションボタン」で、割り当てる機能を設定できる
購入時は「消音モード」に設定されている。「集中モード」「カメラ」「ボイスメモ」「拡大鏡」ショートカット」「アクセシビリティ」に設定可能
「カメラ」は撮影モードを指定して設定できる
「アクセシビリティ」は機能を選んで設定可能

 最近はアクションボタンに別の機能を設定することが増えています。「フラッシュライト」で、愛犬の散歩時間に使っています。10月頃から日の入り時間が早くなり、散歩に連れ出す夕刻には暗くなっています。愛犬に、道端に落ちている妙なものを食べたりさせないために、足元を照らす懐中電灯が必要になります。僕は懐中電灯の代わりにiPhoneのフラッシュライトを使っていますが、アクションボタンに割り当てることでオン・オフがスムーズに行えることに気づきました。

 今のところ、アクションボタンには、長押しで起動させる1つの機能しか設定できないようです。個人的には、短押しや2回押しで起動させられる機能も設定できるようにしてほしいなぁと思っています。