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パイオニアのドラレコ&カーナビ「NP1」がCarPlay対応の神アプデでかなり見やすく

 以前、この連載でご紹介したドライブレコーダー兼カーナビ、さらには車内Wi-Fi機能を持つ、パイオニア「NP1」が神アップデートとも言える進化を遂げた。

 これまでスマホのアプリはスマホのみしか表示できなかったが(当たり前の話だが)、今回のアップデートにより、アップル・CarPlayとグーグル・Android Autoに対応したのだ。

 これまで、iPhoneの画面をチラチラ見ながら道を確認せざるを得なかったが、CarPlay対応により、かなり見やすく道を確認できるようになったのだ。

 NP1を導入する前までは、クルマのCarPlayからGoogle Mapを開いて道案内してもらっていた。確かに便利なのだが、日本の道路事情、特に高速の入り口や左折や右折レーンまでの情報までは表示されず、結構、「あ、ここから高速に入るのか」とか「右レーンを走っておけば良かったか」なんてことがあった。

 NP1であれば、日本の道路事情もしっかりと反映されており、高速の入り口もしっかりとイラストが表示されてわかりやすい。しかも、CarPlay対応でさらに見やすく、安心して道案内してくれるようになった。

 またアップデートにより、オービスがある場所に近づいたら音声で知らせてくれるし、また、警察の公開情報を元に取り締まりの実施地点の近くでも音声とシグナル音で教えてくれるようにもなった。

 このあたりのきめ細かさは、Google Mapにはない特徴と言えるだろう。

 一方で、使っていて「邪魔だな」と思えたのが、公園や観光スポットなどを知らせてくれる音声案内だ。近所を走行していると、「また同じ場所を案内された」ということがあり、しばらく使っていたが、結局、オフにしてしまった。

 普段、ドライブ中はiPhoneから、CarPlay経由で、radikoやポッドキャストを再生しており、どちらかといえばパーソナリティの「会話」を聞きながら運転していたりする。その間に、やたらとNP1が音声で観光地情報を教えてくれても「邪魔」に感じてしまうのであった。

 音声で知らせてくれる情報は、道の案内や交通情報、取り締まり情報など、必要最小限でよかったりする。

 NP1はこれまでフロントガラスに設置したデバイスに2つのカメラがあり、前方と車内、後方を撮影していたが、やはりそれだけで後方を撮影するというのは無理がある。

 そんななか、これまた「神アップデート」ともいうべき、パイオニアからリアカメラがオプションで発売されたのだ。ちょっと欲しいのだが、残念ながら、パイオニアのオンラインサイトでは「在庫切れ」になってしまっている。早く在庫が復活しないか、待ち遠しい限りなのだ。