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「Pixel 7 Pro」の天体撮影モードで夜空を撮ってみたら星が多すぎて星座がわからなかった
【Pixel 7 Pro】
2022年12月1日 00:01
グーグル(Google)のスマートフォン「Pixel」シリーズで、最大の特徴と言えばやっぱりAIを活かしたカメラ。なかでも、個人的に好きなのは夜景モードでして、さらに言えば、なかなか機会に恵まれない「天体撮影モード」も大好きです。
そんな筆者は、11月、米国ハワイを取材で訪問。スキマ時間に海岸沿いで「Pixel 7 Pro」の天体撮影モードにチャレンジしてみました。
ハワイと言えば、日本のすばる望遠鏡もありますが、今回筆者が訪れるような平地では、そんなに星は見えないのかな……なんて思ってしまってすいません。そう、海に向かえば、その先は太平洋。場所によっては対岸(隣の島だったり、同じ島の湾の向かい側だったり)に光も見えることもありますが、夜空はほぼ真っ暗なんです。
まずは手持ちでパシャリ。一見すると真っ暗に見えますが、ディスプレイ上で拡大して見てみると、おお、たくさんの星が写っています。これだけでも、首都圏で撮るよりたくさんの星が散らばっていることがよくわかります。
そして続いて天体撮影モード。これは、これまでのPixelシリーズと同じく三脚などに据え付けて、安定した状態にして2~3秒でオンになる機能。その状態でそっとシャッターボタンを押せば撮影スタートです。スクリーンショットを撮ろうと「Pixel 7 Pro」を握っただけでオフになってしまうほど、安定しているかどうかの検知が厳し目に判定されます。
天体撮影モードは、シャッターボタンを押してから、撮影終了まで約4分かかります。そうして撮影した写真を見ると……
おお、これはすごい。満天の星空がばっちり切り取られています。全体的に明るくなり、星ひとつひとつがより大きく記録されていることがよくわかります。
同時に記録されたタイムラプス動画を見ると、撮影途中で近くにいた人が写り込んでいたりしますが、わずか1秒ながら星の動きがばっちり。
宿に戻ってからも、もう一枚、天体撮影モードで撮ってみると、上で紹介したものと比べて星の大きさは小さくなりましたが、もっと多くの星が記録されていました。ただでさえオリオン座くらいしか知らない筆者、ハワイで撮った天体撮影モードは星が多すぎて、星座がまったくわかりません。
日本でも、山間部など、都市の光が届かない場所であれば、こういう撮影を楽しめるはず。「そんなところには滅多にいかないよ」なんて方でも、「Pixel 7 Pro」を使っていれば、多くの機材を持ち運ぶことなく、いつでも天体撮影モードを楽しめる。ちょっとお出かけする際には、100円ショップでも手に入るような、小さな三脚とスマホホルダーを忍ばせておくのはわりとオススメしたいところです。